■ご縁どろぼう
年に1度、運が良ければ2度会えるお友達が、
大阪での仕事の後、また会いに来てくださいました。
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いつも、私の方が会いに行きたいんだけど…と思いながら、
先を越されてしまうのが、かたじけないというか、ありがとうというか…。
こうやって、何度も何度もご縁が結ばれ、
結び目がほどけないようにしてくださっている機会に感謝です。
(関連記事:むすひ)
半年ぶりの再会の時間は、近況をはじめコロナワクチンについての価値観など、
とても有意義な会話が生み出されました。
一番自分が納得できたのは〝ご縁どろぼう〟について。
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私は、普段から自分の考えや思ったことや感じたことを
メモアプリにエッセイ形式でタイピングしているのです。
そうすることで、考えがまとまったりストレスが解消したりするからなのです。
所謂、心の健康管理のためです。
ちょっと前に書いた〝ご縁どろぼう〟というエッセイ。
絶対に表に出すことは無いと思いましたが、
このBLOGを読んでくださっている方には
〝ご縁どろぼう〟はいらっしゃらないと思いますし、
お友達曰く「だしちゃえ!」という事で、出してみることにします。
ご縁どろぼう
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「あ…ご縁どろぼうだ…」とわかった瞬間から、泥棒様に近づかない様にしております。
ご縁泥棒とは、友達の友達は、みな友達…で、たった数時間会っただけで
自分に利益になると思う縁を無理やりつなごうとする…。
何年か 時間をかけて築いてきた人脈にあっさり食いついてこようとする…。
または、会って時間も経たないのに、営業をかけてくる…。
こんな野蛮なお方。
自分一人では繋がらなかった縁を頂戴しても
仲介者への敬意や感謝はゼロ。
そういう人に限って「ご縁に感謝」なんて書いたり言ったりするので、薄っぺらすぎて笑っちゃうことが。
(→私もたまに「ご縁・感謝」という言葉を使うので、これはドキッとしてしまいますが。)
ちゃんとした方もいらっしゃるので例外なのかも知れませんが、異業種交流会慣れしてる方に多い気がします。
謙虚さは、何においてもとても必要でございます。
ご縁泥棒のお方を一目で見極められたら、いいけれども…
だいたい部屋にこっそり入り荒らされたあとに気付く。
それも良いのか?悪いのか? ご縁ですね。
しかし、ご縁泥棒の方が近くにいらっしゃったという事は、
類は友を呼ぶ…で、自分もそんな人だということなのかもしれません。
謙虚と感謝を忘れずに。
すれば、自然とご縁泥棒とのご縁は無くなりましょう。
ネットで簡単に繋がれる時代だからこそ、
こういう人に出会うよね…。
こういう事あるよね…。
「ある!ある!ある!」
でも、お友達との会話で1つ気が付いたのは、関係性。
何度も何度もご縁が結ばれ、
結び目がほどけないような関係性であれば、
ご縁泥棒はやってこないし、やってきてもご縁はほどけないのです。
ただ単に〝つながっている〟だけであれば、ハラリと離れてしまう。
ハラリと離れるご縁は、そこまでのご縁。
妙に納得しました。
誰とでも簡単に〝つながれる〟時代だけど、
やっぱり〝つながる〟のではなく〝結ばれたい〟よね。
結ばれるには、どんなことでも良いから、お互いに高め合える存在であること。
橋本左内先生の啓発禄にある
一、交友を選ぶ(高め合う人間と付き合う)
を、大切に。
そして、謙虚を忘れず、いろんなことに感謝できる人でいたい。
美味しいお料理と、そんな話で、
また1つ結び目が固くなったこんにち。
次こそは、私が会いに行こう。
お土産、好きなものばかり。
いつも、時間をありがとう。