■七夜月 小暑
新暦の七夕の日。
2021年の七夕は、よく雨が降っております。
そして、二十四節気の小暑の節目でもあります。
この日から少しずつ暑さが増すと言われる日。
まだまだ梅雨の真っただ中でございますが、暑さは日に日に増しておりますので、
みなさま、お身体をご自愛くださいませ。
さて、七夕のいわれは多々ございますが、
一説によると、昔の中国から伝わってきた乞巧奠(きっこうでん)の行事に由来しているという説もある様です。
乞巧とは、「巧みを乞う」、奠は「祭り」という意味でございまして、
機織りが巧みな織姫にあやかって、手芸の上達を「乞い願う」お祭りなんだそうです。
七月を文月と言いますが、女性たちが五色の短冊にそれぞの上達を書くからなのかもしれませんね。
しかし、たったこの100年の歴史でさえ、ぼんやりしておりますから、
七夕のいわれも、どれが本当のことなのかわかりませんが、
わたくしも織姫にあやかって、上達したいことに向かい
ひとつアクション起こしてみた七夕の日です。
願いが叶いますように。
そして、みなさまの願いも叶いますよう。
豪雨・水害の被害が最小限でありますようにと祈ります。
七夕と言えば、梅雨の最中。
今年も織姫と彦星が再会する空は見えないかもしれませんが、
雲や雨の向こう側で、こっそりと逢瀬してらっしゃいますかね。
よき時間となりますように。