■[わたしが見つけた日本製]和傘
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●中山道:河渡宿・加納宿 和傘
●京都 日吉屋の和傘
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鵜飼客で賑わう長良川。
その船着場近くの湊町や加納宿あたりには、ご当地の伝統工芸である和傘のお店があるのです。
子供の頃〝花童 絵日傘/数え唄〟という日本舞踊を舞った記憶があり、
そのころから扇子と和傘には憧れを持っておりまして…
去年の今頃、長良川を駆け抜けた時、和傘(日傘)をいただこうとお店を尋ねてみたものの、値段に腰が抜けそうになり、買わず終いで旅を前に進めてしまいました。
ファーストの和傘として迎え入れる価格は、即買いできないお値段でした。
でも、和傘は「開けば花、閉じれば竹」と言われるように、開いても閉じても美しく、
1本1本竹を丁寧に組み立て、1枚1枚和紙や糸をはる手仕事には、腰が抜けるお値段と言えど妥当なのだと思います。
1年たっても、いただきたいものはいただきたい。
しかし、ファーストにお迎えした日傘は、京都・日吉屋さんとSOU・SOUさんのコラボ傘をお迎えました。
こちらも、注文から手作りをされ、1ヶ月以上待ちました。
手仕事で丁寧にこさえてありますから、きっと長く使えるでしょうが、
いつか長良川の傘が似合う女性になった時に、
セカンドとして長良川の和傘を迎え入れたいと思います。