「日日是好歩」大阪・ウォーキング教室　ウォーキングアドバイザー坂田純子の足繰り行く日々

～疲労が取れないあなたへ～
休みなく働いてくれているアレにやさしく

⳹　今日の放送のポイント　⳼

ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子です

12月16日の音声ブログです。
今日は疲労回復の日。
数字の12と16は「いつぞやの疲労」という意味で
1年で蓄積した疲労を回復するために
心身ともに安らぐことを行う日なんだそうです。
あなたは、いつぞやの疲労がたまっていませんか？
今日のテーマは
～疲労が取れないあなたへ～
「休みなく働いてくれているアレにやさしく」です。

音声ブログを聞きながら、
いつもよりプラス1000歩（600～700m）
プラス10分のウォーキングを増やすお手伝いができたら…と続けています。
ぜひ聞きながら、あるいてくださいませ♡

ご質問もお待ちしております♡

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YouTubeラジオ（月）～（土）毎朝5時配信→　♡♡♡
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12月16日の音声ブログです。
今日は疲労回復の日。
数字の12と16は「いつぞやの疲労」という意味で
1年で蓄積した疲労を回復するために
心身ともに安らぐことを行う日なんだそうです。
あなたは、いつぞやの疲労がたまっていませんか？

あなたは月曜朝、スッキリ起きれましたか？
朝、スッキリ起きれない。
なんだかダル重い…そんな倦怠感があったら
体や脳の疲労が取れていないのかもしれません。
その疲労、もしかして、自律神経の疲れなのかもしれません。

実は、体を動かすことにも自律神経が関わっています。
活発的に体を動かすことは交感神経を優位にします。
体を動かして体内から熱を産み出すとき
自律神経が体温が上がり過ぎない様、
一定の温度を保とうと、汗を出して体を冷やします。
発汗は交感神経です。

副交感神経が優位になった場合、心拍数は下がり、
リラックスした状態では発汗が少なくなります。

寒いと血管を収縮させたり
鳥肌を立てたり体を震わせたりするのも交感神経。
自律神経が働いているのです。
今、いい季節の春や秋の期間が短く
1年のあいだ、暑い夏か寒い冬かという昨今。
どちからといえば交感神経に傾き気味なのかもしれません。

また、自分でコントロールできない
心臓の鼓童や内臓の働きなど、
全身のほとんどの臓器も自律神経が支配する末梢神経が
働きをコントロールしていますので、
どんなときも、自律神経は働いてくれているのです。

そして、今多いのが情報過多による脳疲労。
脳疲労は脳を使い過ぎることや
精神的なストレスで起こる疲労のことです。
自律神経は、脳の視床下部という場所によって
コントロールされていますので
脳を使い過ぎて疲れがたまると
自律神経がうまく機能しなくなり、
結果として体調不良につながってくるのです。
自律神経は体を動かしても脳を動かしても
いつも働いているんですね。

では、自律神経に優しく
脳も体も休めるために
どんな改善ができるでしょうか。

それは、ぐっすり眠ることができる工夫を
生活に取り入れることです。
自律神経には緊張や興奮状態で優位になる交感神経と、
リラックスしたときに優位になる副交感神経が
シーソーのようにバランスをとりながら働いています。
睡眠時は副交感神経が優位になりますので
好感神経に傾き気味であるならば、
眠って脳と体の疲れをとることが
出来ていないのかもしれません。
なんとなく疲れが取れない、
そんなあなたは、あえて脳も体もリラックスできる
副交感神経が優位になる時間を
つくることをおススメします。

まずは、眠る前にリラックスできる工夫をして
いい睡眠で脳と体の疲労をとりませんか？

そこで寒い季節、就寝前にできる温度管理アクション
カギは、温度管理です。

自律神経に負荷をかけない温度管理のために
手足の温度の工夫をしましょう。

寒いから靴下を履いて寝る…という方は
靴下を脱いで寝ましょう。
わたしたちは恒温動物なので
体温を一定に保とうとする働きをもっています。
だいたい37度前後に保とうとしているのです。
寝る時、皮膚体温の上昇が起こるのは
手や足なのですが
暑いときは、手足の末梢血管を拡張させて
血流量を増やし、手足から熱を放散させ
臓器が集まる体の中心の温度（深部体温）を一定に保とうとします。

今度は、寒い時には、深部体温の熱を下げないために
末梢血管を収縮させて血流量を減らし、
体の中心部に血液を留め体温を維持しようとします。

寒いからといって靴下を履いたまま寝ると、
靴下の中に熱が閉じ込められ、
深部体温が十分に下がらないため、
寝苦しくなり、良い睡眠が妨げられてしまうのです。
寒い時期は時に寝る前にハンドケアやフットケアや
手足のセルフマッサージしたりして
手足の温度を温めておきましょう。

就寝前には、湯たんぽなどでお布団の中を
体温程度に温めておくのもおススメです。
電気毛布は使わない方がいいのですが、
冷たいお布団に入るのは自律神経に負荷をかけるため
寒い地方にお住まいの方は
就寝前に電気毛布などで布団の中を温めておいて、
寝る前に電源OFFにすることをおすすめします。
これは、一晩中電源を入れていると寝汗をかいて
自律神経に負担をかけないためです。

今年は秋が無くて夏から直ぐに冬になってしまった感じなので
交感神経優位でぐっすり眠れていない。
年中疲れている…そんな方も多いのではないかと思います。
体の疲れをとるにも脳の疲れをとるにも
休みなく働いてくれているアレにやさしくしてみませんか？
アレとは、自律神経ですよ。
まずは、就寝前の温度管理から。

脳がつかれているのは、日常での情報の多さかもしれません。
今、必要でない
知らなくても良かった情報まで取り込むのは
ジャンクフードを食べ続けているようなもの。
脳も疲れてしまいまいます。
何かをやりながら何かをする…これをマルチタスクと言いますが
人のマルチタスクは２つまでが限界なんだそうです。
そして、マルチタスクよりも、1つ1つ集中する方が
脳への負担も減るでしょう。
月曜日、忙しくてアレもコレもやらなくては…という方も
いらっしゃると思います。
要らない情報は極力取り込まないようにして
やることはシングルタスク、または2つ程度のマルチタスクで。
たまにはボーッとして脳に何も取り込まない…そんな時間も作ってね。
脳は自律神経をコントロールする大切な臓器。
やさしくしてあげてね。

今日もHappyな一歩を♡

 

ウォーキングと聞くと「ただ歩くだけでしょ!」と思われるかもしれません。

私たちの生活の中には歩くという動作が多いにもかかわらず、
生まれてから今まで歩くことを誰からも教わらずに生きてきました。

しかし、日常で、多い動作である立つ・歩くはとても大切な動作で
ただの動きではありません。どんな動きの基本にもなっています。

オシャレな服を着ても、
勝負服を着ても、
立つ・歩くの所作が無造作であれば
それを活かすことはできないと思っています。

ほんとうのオシャレとは、
立つ・歩くの所作を知ること・整えること・実践すること。
そして、勝負服よりも信じられる「健康体力づくり」をすること。

今のご自身を客観的に見てみませんか？

あなたに合った歩き方を知り、日常生活で実践することで、
今よりもHappyに、ふわりと軽やかで
健康なカラダを手に入れましょう。

ウォーキングは忙しい人こそ、最も身近な健康体力づくり。

一生ものの「効果的で・美しく・カッコいい歩き方」を身につけましょう。

心も体も忙しい女性のウォーキングを後押し。
「あなたに合った歩き方」で今よりもHappyな世界へまいりましょう♡

（エストロゲン子 中の人：junko sakata）

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（junko sakata)

専門は、ウォーキングやランニング・エアロビックダンス・健康体操・生活習慣病予防・呼吸器循環器系に有用性のある有酸素運動指導など。民間フィットネスクラブや運動指導者団体の教育コンサルタントを経験し、「一生自分の足で歩くこと」を目標に、ウォーキングレッスンや地域ウォーキング指導員育成・企業健康セミナー、ウォーキングルートの開拓ほか、メディアやWEBのエクササイズ監修を行う。
SNS上でエストロゲン子としてウォーキング情報を発信中。