プロフィール

フォトアルバム

健康サポートプロジェクト

トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

エストロゲン子の美活ウォーキング

カテゴリ

スタジオBodyLux

  • スタジオBodyLux

ウェブページ

検索BOX
Powered by Six Apart

[歩く旅・走る旅]自分の足で行く旅 Feed

2021年10月24日 (日)

■走る旅 再々開しました

✼┈┈┈┈┈┈┈┈┈✼  
走る旅 再々開しました
✼┈┈┈┈┈┈┈┈┈✼

今年は緊急事態宣言ばかりで県外へ出ることを自粛しておりましたので
大阪・高麗橋から旧中山道でお江戸日本橋まで走る旅も、7月末に120㎞ほど前に進めただけでした。

今回、また緊急事態宣言があけたため、旅を再開させていただきました。
stop&goの連続ですが、再開できたことが嬉しくとてもありがたいです。

今回の旅は、前回やり残した
第22次 岩田村第21次小田井宿~第20次追分宿~第19次沓掛宿~第18次 軽井沢宿
そして…
●第17次 坂本宿~第13次 高崎宿
●第13次 高崎宿~籠原駅
●籠原駅~第8次熊谷宿を経て第7次鴻巣宿
までの、寄り道を含めたおおよそ140㎞の旅。
今回も旧中山道を外れ、沢山寄り道させていただきました。

埼玉県に入り、お江戸日本橋まではあと60㎞くらいのはずですが、埼玉県で寄り道したいところができれば、まだまだ距離が増えてしまいそうです。

[寄り道]

市村記念館(長野:軽井沢)
山田かまち水彩デッサン美術館(群馬県:高崎)
高崎電器館ビル(群馬県:高崎)
高崎城址(群馬県:高崎)
少林山達磨寺(群馬県:高崎)
おぎのや 群馬の台所(群馬県:高崎)
たかべん(群馬:倉賀野)

アプトの道(群馬県:安中)
新島襄旧宅(群馬県:安中)
・安中城址(群馬県:安中)
中瀬製菓店(埼玉・深谷)

川幅うどんめぐり(埼玉県・鴻巣)

この記事から先は、寄り道シリーズの「たびの道すがら」を何件かログさせていただいたあと、
中山道のレポートを少しずつさせていただきます。

※写真は、渋沢栄一のちょんまげになりたい鳩。

8991939b00a4440c9ec75d4f68a19c75

Cf457d1ec4f147169834e0f14f929d60

213aa9b800e64ccc94e52113dcc5ed73

2021年8月14日 (土)

■走る旅:中山道〔61〕碓氷峠の座頭ころがし~碓氷峠を越えて 第17次 坂本宿~横川駅

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世を
あちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。


今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。

3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、  碓氷峠~座頭ころがし の続きで、
いよいよ碓氷峠を越え坂本宿へ入ります。

軽井沢宿から碓氷峠を越えて坂本宿まで18㎞の旅。

18㎞のログは長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。

■ルート:
第18次 軽井沢宿~碓氷峠~第17次 坂本宿(18km)

 碓氷峠の座頭ころがし~碓氷峠を越えて 第17次 坂本宿~横川駅


●座頭ころがし

岩や石ころがコロコロ転がり、赤土で滑りやすいと言われる座頭ころがしを通過します。

色んなガイドブックで座頭転がしの写真を見ていて、足元を取られるような難所なのかな…と注意をはらっておりましたが、

この日は、雨上がりでも水はけがよいのか?用心しながら足を運べば、足元が危険なことはありませんでした。

C9e4ddb265c74895becd0d94c55682d4


●刎石(はねいし)の一里塚

723b8b9a1b0b4ee69ebf0e32ffac5ea4

江戸より35里。


●馬頭観音さま

6ef665f4e7d44284a8d75aa8e2c152f3

Cb659660682447e5abf96eb923c7d06b
やさしいお顔の馬頭観音様がちらほらと…
がんばって前に進みましょう!と思います。

96a8b8c3d7ab4630aba441d9f976343c

座頭ころがしからは、岩場が増えてきました。
刎石(はねいし)と言われる溶岩が棒状に風化し、刀の様な石がコロコロしています。

Eb7cbe8e82364ea1865cf24060d89173


●堀切

掘切…というと城山なのかな…と思いましたが、豊臣秀吉が小田原を攻めるときに、松井谷立てこもっていた大道寺政繁がこの坂を切って堀にし、敵勢が攻め入りにくいようにした場所です。

そういえば、ここへ来る前も人がつくっただろうと思われるV字型の大堀切の様な道がいくつかありました。

Dccf21a5d7ad43e99d40cf5843c2646a

まっすぐな針葉樹林が増えてきて、もうすぐ人里が近いな…と思わせてくれます。

Ab609e814f8a42cabc8f34a0d96c0db1

6b0bf7c2f7814855ae705f6fe2c12b22


●碓氷坂の関所跡

そういえば、映画サムライマラソンでは、関所ごとに通過した報告をしていましたね。

F54704bad7b74377bdc6f9b93d74e8ce

碓氷峠は、建物の昔の面影が残っていないので、ほぼ立て看板で案内されていますが、
「ここに関所があったのか」「ここに茶屋があったのか」などと想像力を高めてくれます。

●四軒茶屋跡

四軒の茶屋があって、力餅やわらび餅が名物だったとか。

C12502cc10594d9a81f6065a3eb4c9e9

●弘法の井戸

全国を回る弘法大師が、刎石茶屋に水が無いので、ここに井戸を掘ればよいと教えたとされる井戸。
弘法大師さんは、ライフラインのアドバイスもしていたんですね。

6808856c97114a0ba1807a8c37a363fa


●風穴

刎石溶岩のさけめから、湿った風が吹き出している穴。
手をかざしてみました。

5c882721cdd24c6db72e58e0333939ba

91fb77f16fb74b84b76edccbc4a3c691

雨上がりの日だからか、タマゴダケの溶菌を見つけました。

2da4fb72d316470085b293a45d914056

07521e69eaa24b6e887093e24dccf895


●覗(のぞき)

B5df4fefc52744a290c9c0d88453d5e6

坂本宿との標高差が300mのところまで下ってきました。刎石山の覗と呼ばれる場所からは、坂本宿が見下ろせます。
まっすぐ伸びた道がまた、この先に続く旅の続きをワクワクさせてくれます。
ガイドブックの表紙になるようなスポットなのです。

B49442161e794ea48f76e6fd8ceef56e
覗きの近くでは、ルリボシカミキリを発見しました。
そのときに想ったことをBLOGに綴りました。

【旅の道すがら】ルリボシカミキリ→☆☆☆

4d839650128d4278bf00b0399a5c4636


●上り地蔵下り地蔵

十返舎一九が、「たび人の身をこにはたく なんじみち 石のうすいの とうげとなりて」と詠み、
ここに旅人の安全を見守っていたと言われる地蔵あるそう。
(中山道から50m離れたところに二体いらっしゃるそうです)

十返舎一九は、東海道膝栗毛で有名ですが、中山道の旅も書いたのか!と驚きました。
調べてみると「続膝栗毛(1810~1822)」を書かれていた様です。

続膝栗毛では、東海道を江戸から京へ旅した弥次さん・喜多さんが引き続き四国の金毘羅と宮島参詣をし、中山道を通り善光寺へ行った後、草津温泉に寄って江戸に戻るまでの物語。長旅過ぎる!

7b522105dc6d4fc89cdc96fa63511c3b
●刎石坂

811a8989c3484e4bb5baea70f47501a0
箱根峠よりも難所と呼ばれたところらしい…。

Dff4028adecd495ab34118f68b61acbd

F32ee3b17b4d49889159f68b28f54305


●柱状節理

火山から流れ出た溶岩が、ゆっくり冷え固まって、規則正しい柱のような割れ目を作ったものを柱状節理というそうです。自然は立派な壁を作っておりました。

5dde8ab9f58243388c1b3394f425520d

C1a0ce0729ae44d4944227f78e9dd1ab

4230092b868b4b24b573b3b93bfb0eb9

●堂峰番所

5a5573e07bdb4aaeaa9bf5d07cb049e4

碓氷峠を越えました…
峠を越えてしまったことが、嬉しいけど、なんだか寂しい。

58dbe07c8e774c739e7836589d0eb6d7
さわるな!危険…このゲートをくぐります。おそろしい(笑)

9c78984743db4f539a9b4ba089ce1fa8
さようなら、碓氷峠。
さようなら、安政遠足。
そしてありがとう。

A3a42a04c6954543862cff87adf75d3f

●芭蕉句碑

87c1428b1b02486fa934059345cac711


●第17次 坂本宿

7c95a83a17924ce381403d697ea189af
おお!京へ百二里。(400km)

6768d4796be94794a2e24cf08818be3e

●小林一茶の「たかさごや」

俳人・小林一茶が使われていた宿。
小林一茶も「覗」からの俳句を詠んだそうです。
〝坂本や 袂(たもと)の下は 夕雲雀(ゆうひばり)〟

ここでいう袂とは、山の袂のことなのでしょうね。


2a5ef85752da419bba17f734c3849578

●かぎや旅館

0b0a99f2f5ab415582b9ba6c14173ce2

Ba490fd4d5a7490c8821fb43c25fec87

843d218777574c378a7c945cd50ba762

●中村碓零の誕生の地

8fbe86b78d594c73b1219eebdb0d9406

●武井九夏の生まれた場所?

3fba1fd318d24c659c52d2ffdcf91409

●碓氷の関所

安中藩の管轄。
当時は女性の通行を制限し、「入り鉄砲に出女」を厳しく取り締まったそう。

だから、映画サムライマラソンの雪姫は男装していたんですね。
しかも、鉄砲のストリーがあったのにも納得!

江戸時代だったら、私は通過できないかも。

02843fcad94041ac944fefc80b161164

〔坂本宿〕
●本陣:2
●脇本陣:2
●旅籠:40
●家数:162

●峠のかまめし(かぎや)

0bb6bcea89fe4de28670f8ce886e3b22
峠を抜けて、坂本宿を通り、横川駅まで。
13時10分の列車に乗るために急ぎました。
新幹線の車内で食べる楽しみにと、峠のかまめしを買い、
汗だくになった服を着替えてスッキリ。

■[わたしが見つけた日本製]峠の釜めし(信越本線 横川駅)→☆☆☆

0607e7d0f0a040579291434763412229

石がシューズに入らないようにと付けていたシューズスパッツからは、弱ったヤマビルが1匹出てきました。
もちろん、ヤマビル対策のヒルサガリのジョニーは持参していましたが、噛まれなくて良かった。

信越本線横川駅から、高崎へ行き、高崎からは新幹線で東京経由で大阪へ。

大阪から東へつながる新幹線は東海道がメインなので、「はくたか」と「のぞみ」を乗り継ぐことになります。
今まで以上に交通費がかかる区間に突入しました。

しっかり脳を使って計画を立てて、この先を進みます。

D59e727c85ea4b8f9e124a0bdfc96d22

新幹線のぞみの中でいただいた峠の釜めしが、それはそれは美味しいこと。

真夏に120㎞を進む旅は、かなりきつかったですが、人生の肥やしになりました。
この様な機会に感謝です。

Cbc5d7585c6546a0b1e6bbe3578e9254

D5d68b9399dd4e61950d3a117b85e86c

*旅を終えて
たった1人で始めた旅も、お友達や地元の方との出会い再会があり、要のところで助けられ、情報をいただき、とても彩のある旅になっております。
これまでを振り返って見ると、良いことばかりではありませんでした。
怖かったことも、辛かったことも、心細かったこともありました。

しかし、一番良かったと思うことは、「自分が行ってみよう」という道を「自身が選んで進んでいる…」と実感したという事。

旅は波乱万丈。
人生の様で面白い。
まだ旅は終わったわけではございませんので、続きの旅ができる日を心待ちにしております。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

■走る旅:中山道〔60〕碓氷峠~座頭ころがし

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、碓氷峠・長野と群馬の県境への続きで、
いよいよ3泊4日の中山道を走る旅のクライマックス。
碓氷峠を越えます。


軽井沢宿から碓氷峠を越えて坂本宿まで18㎞の旅。
18㎞のログは長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。

■ルート:
第18次 軽井沢宿~碓氷峠~第17次 坂本宿(18km)

 長野と群馬の県境~碓氷峠の座頭ころがしまで
 

長野と群馬の県境を通過し、第17次 坂本宿を目指します。
峠も下りで、いよいよ旅のクライマックスが迫ってきました。

ようやく終わる…という気持ちと、終わってしまうのか!寂しいな…という気持ちが入り乱れながら前進します。


234113542f1947e9952f21ef5b5de27f


●思婦石

日本武尊の故事をうたったものだそう。

D44a4c4f785e452cae50ddf075c33a5f
●祠がいっぱい

B6af459d8bcd41a3b5eb2132552569e1
●旧中山道を…

進みます。

98912e15c4594b3ca2067b6d4ff6422a

●長坂通

中山道をしのぶ古い道なんだとか。

C06b935f309f477dadde9c26e8e25a0f

F8ea967f7af64f799d78f0fe9c850bb0

こんなところを渡ります。

30d04a4bc4754e64b6137293fd75026e

4d36cd1300d34564b5ba26fbb20d7271
●人馬施行所跡

沢のほとりに、人馬が休憩する家があったとか。12月から3月までの間は、馬には桶一杯の煮麦を。旅人には粥と焚火を施したそう。
碓氷峠越の冬場はかなり厳しかったようです。

65f2fc32b4fc4b4c8161f62f77559a8c


●安政遠足(あんせいとうあし)コース

安中藩のサムライが
、心身を鍛練するために行った安政遠足。
藩主は、藩士96人に安中城門から碓氷峠の熊野権現神社まで15里を走らせました。
それが今でも日本のマラソンの発祥といわれております。
(詳しくは、サムライマラソンの記事をご覧ください→☆☆☆

ランニング愛好家としましては、中山道の中でも一番楽しみにしていたコースなのです。
ザックをおろし、身軽になって駆け巡る…。何という幸せheart04


D1ca1a6bf30145fa954bf9563b9a4cf2

644e2ed1bd044884a9ebf6fea3114d87

以下、遠足看板シリーズ。

2dd785a9d24742338923220e499096b0

181cdd80a8b54910baf808e06c9bd793

40fe8ccfb0da4b08ba8f1dc17c3e9e4a


●子持山▲1107m

5382c2f5e27f487c97bd1e3f40de4e58
●陣馬が原

碓氷峠の合戦が行われたところ。古戦場だとか。
新田方VS足利方(太平記)
竹田方VS上杉方(戦国時代)

91386bed60314781a3fb8f593d9a081c

D8da3425a36a4e57a6cd5d3fd4610868
●一つ屋跡

ここには、老婆がいて旅人を苦しめたとか。
碓氷峠には山賊や山姥がいて、通過も大変だったようです。

Cfd047ff640447a4aab97435c2391567

●バス

なぜかバスが…
廃墟とか、こういう乗らなくなった乗り物の中には、必ず何かが住んでいます。
何かいる…ともったら、ハクビシンがバスの屋根に乗ってくつろいでいました。

67af8b302d274f8084e65a6ff0f787d1

●山中坂

坂本宿から登ってきた旅人は空腹で登れないので、この手前の茶屋でご飯を食べたそう。
飯食い坂ともよばれているとか。

2f0d1e6465cd4459b9dec42b64512962
●山中学校跡

998162f2cae949d4a8359f15e05f8a84
●山中茶屋跡

4e6b932e21c440738918f65e5d02bc6d

●入道くぼ

D683b1c73b9c41b9a58841b045384a7f
●観音様

立派です!見えますか?観音様が掘られています。

6b402c817f0c4864af7a3bc42dfe5e8d

A6a13b0b12e248c9a6b7bba485fa2f91

060a260e8c3f4cdcba2657e4c5072977

E6cb1291542d484e90f9f619d4e101fb
●栗が原

明治天皇御巡幸路と中山道が解れる場所で、見回り方屯所があったとか。
これが交番の始まりの様です。

16296d6305cd42558bd747e1eabec469

D4476716cb0749a29c2d179e7169f4a4

71ab2a62857c4f219cdcee13786af10c
●座頭ころがし給水所

C1acdc8c922b4cf8a4b2761610c0e6e4
●座頭ころがし

急な坂道となり、岩や小石がゴロゴロしているのと、赤土なので滑りやすい所だそう。

8226756bf07248af991ecb87095ff4f3

2e0d3e1699e848ffbe3043ce4cdfd590

A4f343ce4aa84c5b9301b4dc21a24d36

そして、碓氷峠もクライマックスへと。

*旅を終えて
山賊や山姥がいたと言われる碓氷峠ですが、
今のところは、山賊や山姥にも会わずに、ログはもうすぐ峠を越そうとしています。

旅が終わってから、もう半月以上が経過していると言うのに、
こうやって旅を振り返って、見てきたことや感じたことを文字に起こしているだけでも、旅を2回楽しめている様で面白い。

認知症予防は運動と考える力の両方を鍛えることが効果的なので、
自分で計画し、身体を動かして得てきた情報を思い起こして文字にする…(ほんまは誰かに話すところまであるともっと効果的なのですが)これは、かなり認知症予防のトレーニングにもなっています。

だから、認知症という文字は私からだいぶん遠のいているはず。

3泊4日の中山道を走る旅も、あと1章で終了となります。

緊急事態宣言があけて、早く旅の再開ができることを願ってやみません。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

2021年8月13日 (金)

■走る旅:中山道〔59〕碓氷峠・長野と群馬の県境へ

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、軽井沢駅~第18次 軽井沢宿~碓氷峠へ(旧中山道行き止まりまで)の続きで軽井沢宿を経て碓氷峠を越え坂本宿まで参ります。


碓氷峠は、江戸時代の旅人から、
「木曽の桟、太田の渡し、碓氷の峠が無くばよい」と言われるくらい危険な場所だったと言われています。今はどんな風なのでしょうか…

軽井沢宿から碓氷峠を越えて坂本宿まで18㎞の旅。

18㎞のログは長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。

■ルート:
第18次 軽井沢宿~碓氷峠~第17次 坂本宿(18km)

 碓氷峠・県境へ
 
軽井沢の宿場から、標高1200mの長野と群馬の県境を目指して峠を登っていきます。
軽井沢宿から県境までの上りは標高960mから1200mまで。

そこから坂本宿の標高400mまで一気に下るので、碓氷峠は軽井沢宿から越えるほうが楽で、坂本宿から越えるほうがキツイです。
旅も4日目。峠越えも4つ目でだいぶん疲れていたので、軽井沢からの峠越えで本当に良かったと思います。

軽井沢の中山道旧道(県境までの旧道)は通行止めで、遊歩道で県境まで目指します。
山道には変わりございませんが、足元はとても見通しが良いです。

ちょうど県境のあたりも中央分水領(雨の別れ道)ですから、緑がキラキラと輝いていて、空気が澄んでおりました。
マスク生活で酸素不足な身体の細胞が1つ1つプチプチはじけて喜んでいる様でした。

D81eb4835e8c42efa5ea10d239672bab

1e6d95e152cf4e9abd3017bf4e5434c6
※遊歩道へと戻ります。

B7d4adafddd844e990f327e2078bbe08

E8e4a2a79e854ab1a4017501fea0323e

9fcd390072f445e0980f2790f774e16a

Aef764fa1cf14bce8d773990004f4666

F58b89ff70cc46f088a5df7685f8c16f
いたるところに大きな動物のフンが落ちていて、緊張感が高まりました。

帰宅してから、調べてみたらハクビシンのフンでした。
この日もハクビシンには出会っているのですが、小型犬くらいの大きさなのに、人に負けない様な立派なフンをするとは!たくましいです。

D97da861a3ea40bbb359b2f22bbf0ae9

Ec540d94d78748389e76f1f85d42790c

699ac64ac01f4cb58d13fd0b7ab86e5b
ヤドリギでしょうか…なんだろう…。

ヤドリギであれば、樹木の枝に付着する半寄生植物です。
確か岐阜の中山道沿いにもありました。

植物でも昆虫も動物も人も…
何かに寄生して栄養分を吸収して生育するイキモノはおります。
そういう生き方もありますが、私はなるべく自生の部分を多くしたいです。

B9e38ee563f14007b5fcb197994cd7e9
みずみずしくて美しい。

D60b7a159c1245d09dc1d312df05b01c

ひょえー!熊出没情報。

Cde1b85d7bf8478b99d12fa7048543f1

63c755645a474a81b4ce1e384ddc8ddb

75c040455214495493f162c3d187ca42

619254879b7849429d4f3dd099658a3f

Fd9a8ccffbcf427db0c1580aee214a72

Aa0f606c4e7348089c7927b71350f635

17306e3e3bd9468dbaaba36e16829e7a

ここを上ると…いよいよ県境。

6a1d35d127ae4440bc959a0fdd15e22a

向こうに埼玉と東京。
稜線は、妙義山、裏妙義、谷急山、遠くには雲取山や甲武信岳が見えます。

F4ed2c96c90a42f28d64996ad9ca7c7e

5440bd849e924165b11c4ded1c526327

とうとう長野と群馬の県境。


●熊野神社

8d7ec93cb3d941499735f1ef349b77b1

県境に本宮、長野県側に那智宮、群馬県側に新宮があります。
それぞれにご神体がある神社は珍しいです。


1b2a862cf5c1466d8a5fad2df76de786
●建国記念塔

54291344e51e4e899478806b35486288

E2d945318d924f0090cbb5760d04da45

建国記念の日は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966(昭和41)年に定められました。
この2月11日という日付は、初代天皇とされる神武天皇の即位日である(旧暦)紀元前660年1月1日にあたり、明治に入って(新暦)に換算した日付。
日本人にとっては、日の名前が変えられたとしても、忘れてはならない日です。

建国記念の日の制定には菅原通済が深く関わっていらっしゃって、建国記念の日の制定だけではなく、三悪追放を訴えたりもしたお方のようです。
ウィキペディアを読んでみると、他にも色々な説があり、とても豪快な方でした。

通済の別荘は今でも軽井沢に現存しているそうで、だから…碓氷峠に
「建国記念搭」なんですね。

当時の東京生命が建て、柱には佐藤大寛の墨書。

大寛は、小田原市ゆかりの墨彩画家で独自の画境を追求した方だそうです。

09dcc7b6aa2f46ee9ce97d0c8c17be98


●芭蕉句碑

C118cae9e48d4eb18afd1c16aefddf17

A1d6207ff2e24d71842ab4907b086be3

昭和12年に建立された歌碑です。

「日の暮に うすいの山を こゆる日は せなのが袖も さやにふらしつ」
(よみ人知らず)


「ひなくもり うすひの坂を こえしだに いもが恋しく わすらえぬかも」
(他田部子磐前)

奈良時代の防人で755年(天平勝宝7)上野から筑紫に派遣される途中、碓氷峠を越える時に詠んだ句。

昔の方が素晴らしいと感じることは、旅をしながら歌を詠むこと。
…心にいつも雅さを持っていたんだなぁ。

わたしは大きく分けると「喜怒哀楽」の表現しか持ち合わせていませんので、稚拙ながらも一つ歌を詠んでみたくなりました。

●詩聖タゴール(インドの詩人)

A993bb4f7007448390429e6cd43e8e1f
日本軍国主義に強い心配を持っていた…と説明版に書かれておりました。

タゴールの像は、建国記念塔の隣に建っているんですが、
日本の歴史を重んじる建国記念塔と、日本の軍国主義反対の思想を持つタゴールの像の間に、対照的なゆらぎを感じました。
そのゆらぎの狭間は混沌としておりますが、きっと誰もが願う「平和」があるんだと思います。

県境は県と県の間ですが、何かと何かが対峙している狭間は、統一性がないですが、良いごちゃごちゃさを感じました。

6a8ca8df94ab4b41a533d19d52a45ed8

F38790d26e434529a3868589816900af

さてさて、昔は山賊や山姥がいたという碓氷峠。
県境から坂本宿へと一気に下りますよ。

73c565a9d0a04b9aa458f8ce87d278f9

あ…行き止まりの旧中山道は、ここへ出てくるそうです。

*タイトル
長野はいくつか宿場の宿題を残しましたが、とうとう群馬に脚を踏み入れました。

中山道を走る旅をしなければ、たぶん一生足を踏み入れることが無かった県・群馬…。

何かを制覇したいという気持ちはコレクション好きの心をくすぐります。
群馬県に来たことで、日本には47都道府県があるのに、行ったことのない場所があるというのはもったいないなぁ…なんて思うようになりました。

まだ未踏の地である、青森・山形・佐賀・栃木!
いつか、それぞれの地の魅力を尋ねに参りたいです。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

2021年8月12日 (木)

■走る旅:中山道〔58〕軽井沢駅~第18次 軽井沢宿~碓氷峠へ(旧中山道行き止まりまで)

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、  長坂~瓜生坂~第24次八幡宿~第23次 塩名田宿~佐久平の続きで、
軽井沢宿を経て碓氷峠を越え坂本宿まで参ります。


岩田村宿と小田井宿、追分宿、水掛宿は比較的街中を前進するので、
今回は飛ばし、先に難所と呼ばれる碓氷峠を越えてしまいます。

碓氷峠は、江戸時代の旅人から、
「木曽の桟、太田の渡し、碓氷の峠が無くばよい」と言われるくらい危険な場所だったと言われています。今はどんな風なのでしょうか…

軽井沢宿から碓氷峠を越えて坂本宿まで18㎞の旅。

18㎞のログは長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。


■ルート:
第18次 軽井沢宿~碓氷峠~第17次 坂本宿(18km)

軽井沢駅~第18次 軽井沢宿~碓氷峠へ(旧中山道行き止まりまで)
 

Bd437c6f5a1141ee9864b5bd0adfa675
まさか!まさか!
佐久平にまた来る日が訪れるとは思っておりませんでした。

2018年に八ヶ岳の野辺山ウルトラマラソンでケガをしまして、
佐久総合病院で診察を受けました。
●当時の記事→☆☆☆

松葉杖をついて、悔し涙で唇をかみしめながら佐久平駅の改札を通って3年後。
元気な姿で再び改札を通れるなどとは思っておりませんでした。

待合室に中山道の地図がありましたが、あの時は全く興味がなく「なかやまみち?」と読んでいたくらいです。
それが今は、「中山道」を「なかせんどう」と読めるようになったし、
その上、大阪から走って佐久平まで来れるとは!!!
人生って、ドラマティックすぎます。

C5b1fad1409a4a3191fc1a7e61645824
ワープで軽井沢宿へ参ります。

残された長野の区間は、次の宿題。
だから、もう1回佐久平へ来ることになるのです。
佐久平に呼ばれている。そしてご縁がありすぎる。


●軽井沢

軽井沢に到着です。
長野の人は「かるいざわ」と呼ばずに「かるいさわ」と呼ぶそうです。


4100e8aed404405489bff333f41a44fd

●軽井沢のマンホール

浅間山と白樺です。

E3e165583cde4b4d8109e0c69077cc50
●離山通り

おそらく、軽井沢宿がにぎやかだったところ…ですが、今は当時の宿場の名残がありません。

811450a30a2345ae826ca93797fd8a1d
●軽井沢脇本陣江戸屋跡

軽井沢観光会館のあたりだそうです。
本陣は聖パウロ教会のあたり。

4b70520efb5241689a426ab9b472ba79
●オシャレなレトロ写真館

D69f455ba3484f7789db0fbee9e18cfd

B6bda272ebe9494c87a5139511ef1609

9e6c3836b0a2460fb551ecd24c9133f0
●つるや旅館

5b4c1269f8f749969cff4b4b9553cb7a

1e63d7e379ba47d7b8fda976bd403852

芥川龍之介さんが宿泊したと言われてます。

E3892de521f44ca180d6e93ab12aec1c
●芭蕉句碑

29132d0aa166439fbb8121b2af491e77
馬をさへ ながむる雪の あした哉〟

普段見慣れているただの馬でさえも、
昨日とは一変した真っ白な雪の朝には、
歩む姿に格別の風情を感じて眺めてしまう。(松尾芭蕉)

●ショー記念礼拝堂

軽井沢
の恩父と呼ばれる宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーによって創設された軽井沢で最初の教会。
趣きがありますね。

Cc3142845f9f45579f5536430f56552b

7d0c66c9b9164021aa854237e17b2ae7

身を置いているだけで、涼やかな緑。二手橋より。

〔軽井沢宿〕
●本陣:1
●脇本陣:4
●旅籠:21
●家数:119



4f6e5de0c2224995a1fec522b417d2ca
涼やかさは身体だけではなく…この後心まで凍らせることに。

熊出没情報の看板を発見です。この日の3日前に熊が出没したとか。
お友達情報によると、他のところでも1頭目撃されていて、2頭いるそうです…ちなみにヤマビルもまだいる様です。

F9d2666427b343c9b55890d3a4f488a2
浮かれていたのが、急に沈み込む。。。
用心しながら真剣に前に進みましょう。

8f106bc7fa144ad0a2506ecf3446fb69
本来であれば、遊歩道を進みますが、旧中山道ということで、遊歩道へは行かずです。

軽井沢に住む人が、道間違いをしているのかと心配して「遊歩道はあちらですよ」と教えてくださいました。いえいえ、旧中山道を行くのです。

C3386fef686042ae9405a16cd61b5e35
中山道を走破したお友達が、ここから下ってはいけません…と言っていた場所。
熊出没の看板を見たら、こーゆー所は下れません。

3e37971e72aa4b70b285a250906a8f67

A6038cc64d7d4d8b882544d9102faabc

どんどん、道が無くなっていきます。

F3f363d52a274183b74149b100406f34

90af877d5f04494690d6fcb87b9bde9d

Acf950cc664f49889ac53ab5cff8e97c

獣道に…。

E1943b7be141485880a5a26cea8e62ba
はい!行き止まり。

道が崩れていました。
行ってはいけないコーンの印があるので、おとなしく遊歩道へ戻りましょう…内心ヨカッタ…と思う自分…。
熊が出そうで怖かったので。

Beecdf2469d54dea99e7f7aa42318eb5
そんなことで、旧中山道ではなく、遊歩道の中山道(新しい中山道)を進むことに。

4b33ad7abe874937997583aa376454cc

まだまだ碓氷峠は先ですよ。

*旅を終えて
標高960mと、心地よい軽井沢ですが、動植物にとっても心地よい所ですね。
熊の出没情報には心身が凍りました。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

■走る旅:中山道〔57〕 長坂~瓜生坂~第24次八幡宿~第23次 塩名田宿~佐久平

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、茂田井一里塚~茂田井宿~第25次 望月宿~長坂の続きで、
瓜生坂を経て佐久平を目指します。

民宿みや さんから、佐久平までの28㎞の旅。
28㎞は長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。

■ルート:
民宿みや~第27次 長久保宿~笠取峠~第26次 芦田宿~第25次 望月宿~第24次八幡宿~第23次 塩名田宿~佐久平 (28km)

 長坂~瓜生坂~第24次八幡宿~第23次 塩名田宿~佐久平

長坂で、あどけない表情をしながら見守る双体道祖神や
馬頭観音様達に見送られ、第25次 八幡宿を目指します。

1816428118884b9591a892d35ab4c120

33d910a2005b4356803d84af9d69bcf9


●瓜生坂

C5b1878fcd8b46aa85cdc49e8a5919ad

1da1576c088c42a7a90d804f92c9b70a

長坂が終わると、瓜生坂。
瓜生坂は、江戸中期の観音様と念仏百万遍塔が置かれております。

●瓜生坂一里塚

江戸から45里。
少しずつジリジリと江戸に近づいておりますよ


7d7db3a8a3ec4f1ab3c637fbc22e2834


望月宿という字。
このあたりから、望月宿とはサヨナラで、八幡宿を目指します。

389976e731cd460f9e6f89d8ecc0d453

山アプリや地図アプリでは、舗装路をさすのですが、中山道は草木が生い茂る道。
東の方から旅してくると中山道の入り口に道標があるので道がわかるのだけれど、
西からは看板が出てないので舗装路を走ってしまいそうになります。

1d153d72efd6491296fdcfb780d8805d

7f4d154bb9e649a2ba4bee766dbd3716

94808c7ad93f41ccb0a02c3eb0185179
坂の下り口。
東から見たら、道標がちゃんとある…。
西からの旅人に冷たい中山道(笑)


●旧中山道道標(元禄の道標)

4a0ff88f128c4515a7e8fa00c4eca2c4

Ca665ed43db441878b1c1376a1f268a9

字が読めません…。


●百沢の双体道祖神

男性は衣冠束帯、女性は十二単の貴族。
お酒を楽しんでいらっしゃいます。

B23ce96d02ca451ba141475e06d79e80

7f8dbcd9ec284260b6d6399c861619bb
八幡宿の文字が見えてきました。

51294209bd51476ab14dfb7a865d8701
雨は上がったけれど、
アマガエルはまだまだ楽しそうに動き回っています。

Ff23a2ff115a41e3bd8253ba6a83f706

57a1875fd366447caf029a4af84f60bd
マンホールはあさしな
浅科地区は、浅間山と蓼科山の中間にあるためにそれぞれから1字ずつとったそうです。風景は浅間山と千曲川と五郎兵衛新田。

30cbb3c808cf4e4188b404df441582f3
●八幡宿本陣跡

7b58a9c943d44202913e188e124dd68c
和宮親子内親王様がご宿泊になったそうです。
お供の行列は約3万人。前後50㎞…通り過ぎるのに4日間かかったとか。
大切に大切に徳川家までお供されたんですね。

 [八幡宿]
●本陣:1
●脇本陣:4
●旅籠:3
●家数:143

●御馬寄一里塚標識

6f44e54c4ef54667b61ac6468931380a
江戸から44里です。


●千曲川

佐久は鯉料理が名物。
お店で出てくる鯉は、しっかり泥を吐かせて美味しくいただけると言われますが、鯉は解剖の思い出があって、ちょっと食べれないなぁ。

千曲川で育った鯉は、佐久の気候や綺麗な水で、さぞ美味しいのでしょうけども。

ここまでくる間にもリンゴ園がいくつかありましたので、次スタートするときには佐久のリンゴを使った名産品をいただこうと思います。


7a2c421b8bb64882aecad6d705b7802a

万葉集にも歌われ、島崎藤村が大好きだった千曲川。
「信濃なる千曲の川のさざれ石も 君し踏みてば玉と拾わむ」(万葉集)

Aa80a371930b4727b855168dfd46f6d3


●塩名田宿

塩名田宿の街並みです。

6f1ceea855024972abe486e51ab89e0d

鯉料理…ですね。

7660a05829654614ab6c3d6f7603cecc

●三階建て住居群

59c376ee6f8f4ae3933440b2f85373b5

塩名田の川原宿の三階建て住居。
国道よりも低い位置にあるために、二階に三階をつけ足して国道に出入りしていたんだとか。

C51f21b7a1af4c5fb9f533b7f50694ea

A394132f55234e5689b5f6677d5642dd
●高札場跡

81afbecebf0a47048492f4903af27028

●塩名田宿本陣

昔の名残は残りませんが、信濃15宿と木曽11宿の唯一、塩名田宿には本陣が2つあったそうです。

24c0c38ba66e4834818ee437b7ff8550
●道祖神

3564d0472004427d8dbfdfca628e7d37

 [塩名田宿]
●本陣:2
●脇本陣:1
●旅籠:7
●家数:116

 


岩田村に入ってきました。

●駒形神社


中山道は、駒形神社前の道ではなく、1本外れます。

B820c1f42ce3400ab7946e1898b57f5a

145cbce88631421e9645c373d1aae146

4d481c6388e64e78b24185a81e4b0860
●岩田村宿のマンホール

コスモスです。

7698c69849e54bb0a0d7c94cd9fa21e6

佐久平の街へ出てきました。宿場はこの先なのですが、
この日の旅は宿場へ行かずに佐久平で終了です。

11b6530fc4e7423f8596edf13a878e73

ホテルのチェックインは夕方なので、疲れをコメダ珈琲で癒します。
久しぶりに食べたシロノワールが美味しかった。
何日かぶりにいただいたコーヒーが胃に沁みわたったな。

*旅を終えて
中山道は岩田宿へと向かいますが、この日は佐久平で終了。

14時ごろ到着しました。
登山でも同じなのですが、朝早く出て、早く着く…というのがしっくり。
中山道は山間や山の中を走ったりもしますので、明るいうちに…を心がけております。

周囲の方から、
「夏に距離を稼ぐなら〝夜間走〟でしょ。」とアドバイスをいただくことがあります。

暑さをしのげるから、本当にそうだな…と思います。
しかし、個人的には、遠くの中山道まで来て夜間走りは勿体なすぎるなと思うのです。
景色や景観を見ることもできないし、伝統工芸品やご当地フードもいただけない。
それなら中山道じゃなくて、家の近所でもできるよな…と。
走り方や価値観は人それぞれ。
自分のスタイルで道を行くのが人生。

┈┈┈┈┈┈┈
「なにごとにも人にぬきんでようとすることはいい、けれどもな阿部、人の一生はながいものだ、一足跳びに山の頂点へあがるのも、一歩、一歩としっかり登ってゆくのも、結局は同じことになるんだ、一足跳びにあがるより、一歩ずつ登るほうが途中の草木や泉や、いろいろな風物を見ることができるし、それよりも一歩、一歩を慥(たし)かめてきた、という自信をつかむことのほうが強い力になるものだ、わかるかな」(長い坂:山本周五郎著:上・P29)
┈┈┈┈┈┈┈

私は、距離を稼ぐためでもなく、ゴールを急ぐためでもなく、
日本のよき風景や伝統に触れながら中山道を走っているのだと。
ゆっくり1歩1歩噛みしめながら前進しますよ。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

■走る旅:中山道〔56〕茂田井一里塚~茂田井宿~第25次 望月宿~長坂

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、 笠取峠一里塚~笠取峠松並木~第26次 芦田宿~茂田井間の宿~茂田井一里塚までの続きで、茂田井一里塚を過ぎ、茂田井宿へと入っていきます。


民宿みや さんから、佐久平までの28㎞の旅。

28㎞は長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。

■ルート:
民宿みや~第27次 長久保宿~笠取峠~第26次 芦田宿~第25次 望月宿~第24次八幡宿~第23次 塩名田宿~佐久平 (28km)

茂田井一里塚~茂田井宿~第25次 望月宿~長坂
 
茂田井一里塚を過ぎると、茂田井宿の宿場。
幕府公認ではないために、旅籠はありません。
旅人の休憩どころとなった宿場です。

Db63824d5afe4cfc86911e0adf6afc8d

●茂田井村上組高札場跡

3d1739bce02c4acfa0b90a0773d1fbb5

●馬頭観音石碑

めちゃくちゃ大きな石碑です。

9c9a060cf1ba4e069b59315896841b8c
●茂田井間の宿の看板

F605e64c110d4520929f7098ff0b875d

3d5b88e27f7c42118b3cf2e051aa2aa9

●茂田井村下組高札場跡

茂田井村は戸数が多く、上組、下組と二人の名主がいた時代があり、高札場が2か所ですね。

Dca26a5725124e59af3186b1689f993f

9ec35ed8c02a4ae496d84620b214ad3e
土壁の塀や白壁の造酒屋が多く、レトロ感がたまりません。
古臭いのがすごくいいです。
映画・たそがれ清兵衛のロケ地になったとか。

E241a9a66a6341b084e0db1f49f600be

9c0b4e18e8d74c78ba61c7363fcb92b0

●神明社

C25712e6ab084557979e50c48740271a

●中山道茂田井入り口

3993b73f064f41658d67300a712fe389

お江戸からの入り口です。


望月宿へと向かいます。

03c5d4bd41f94512a1547a60d3c48a8c

●望月宿 マンホール

82a65dc6b5b04219ac0f30c8db7b5060
望月宿は、八月の満月の日に合わせて、名馬を京都に納めていたことから望月と呼ばれるそう。
マンホールはお馬さんなんですね。

●宿場の街並み

3e5873fc22b44ac3b9a5ebd04da1bbfb


F84847b2e366460c9afc32bfac0b4960

0facd92b15124384bdfb8654c462ad9f

D300ffdf571a401dbb7a6b1f450df4bb
昔は下駄屋さんですね。
軒先に看板が下がっています。

「毎月都で開かれる市に出店する店は、各店とも商品がわかるように看板を…」と。平安時代には看板を出すことが法律化されていたそう。

「看板」の語源は「看(み)せる板」。
安土桃山時代の末期から江戸時代にかけて「看板」という言葉が使われるようになっていったとか。→Instagramでお友達が教えてくれました。

921321d61a6e4754a8a339125167f58d
●望月宿大森本陣

Ff9cb590100544128ab9a9b497021151
今でも残っている本陣は、病院や歯科医院が多いような気がします。
望月宿は小児科医院。

●望月宿歴史民俗資料館

B0607d22420847528bb958308561ebbd

4950ee8d23cd4d9b9c4c634d5015e464
鹿曲川(かくまがわ)です。

●長坂

9dab262a031249c683c54b76a9b6ad78
長坂の馬頭観音様。
旅人の安全を見守ってくれています。

38f71ddebffb4eda85d311e7f05ff8d6

長坂を上り、八幡宿へと続きます。
長坂の双体道祖神様、あどけない表情で、とってもかわゆいです。

〔望月宿〕
●本陣:1
●脇本陣:1
●旅籠:9
●家数:82

*旅を終えて
映画のワンシーンに紛れ込んだような茂田井宿と望月宿。
今にも真田広之さんと宮沢りえちゃんが出てきそう。

綺麗すぎなく、どこか不完全で、イビツでムラがある。
どんな時代を見てきたのだろうと、自分と物や場の関係性をどんどん連想し想像が膨らんでいく…。
中山道は、わたしの好奇心を掻き立ててくれる道です。
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

2021年8月11日 (水)

■走る旅:中山道〔55〕笠取峠一里塚~笠取峠松並木~第26次 芦田宿~茂田井間の宿~茂田井一里塚

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、民宿みや~第27次 長久保宿~笠取峠~笠取峠一里塚の続きで、
笠取峠を越えて 第26次芦田宿、そして茂田井間の宿へ。

民宿みや さんから、佐久平までの28㎞の旅。
28㎞は長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。

■ルート:
民宿みや~第27次 長久保宿~笠取峠~第26次 芦田宿~第25次 望月宿~第24次八幡宿~第23次 塩名田宿~佐久平 (28km)

笠取峠一里塚~笠取峠松並木~第26次 芦田宿~茂田井間の宿~茂田井一里塚
 
 笠取峠一里塚を過ぎ、笠取峠松並木へ。

●笠取峠松並木

99f987a369854c4dbf4b0c29d11280f1

90f5875809954d4dbc521f1be99878c9
慶長7(1602)年頃、幕府から小諸藩に下附された赤松数百本を植えつけられたと伝えられている笠取峠松並木。
マツ並木は、江戸時代には、街道の難所である笠取峠に付随する旅の名所として、旅人の心を癒し、諸大名の行列の通行をはじめ、街道を行き交う旅人の様子や時代の変遷を見守ってきました。

松は塩害に強いとされ、東海道に植えられましたが、松の寿命は300年なので、今ではどんどん姿を消している様です。
中山道で赤松の並木道は珍しかったです。

31f8055e3af44e48875de60c4909afeb

C495335428fb4691b866732c3072b0de

F547f68ec0a64f3abe8a5093fd2bfe1f

天然記念物指定68本と、それ以外の若木で計202本が並びます。
中山道一の松並木だそうで。

雨もポツポツ降ってきましたが、松並木が笠の様にガードしてくれています。
笠取峠とは、木々が日差しや雨をガードしてくれて、笠が取れる峠ということなんでしょうか。→勝手な解釈。

29b65c11c2b14b118dbfbb9fc315479b


●第26次 芦田宿

8b180ded8f354dacb8b084ab6a777e8c
入口は桝形。

039d7d3de2384bac948519a03d7f0ad7
マンホールは蓼科山。

E788f021d57240248d5ff1d4c85b0932
芦田宿の宿場の風景。

●芦田宿脇本陣

77188ba4eef6421b9c1a4b6941646371
●芦田宿本陣

5f12357235f44045bbc42ba92e612f85
お嫁いりの大名行列も、芦田宿を通過されているのですが、本陣では和宮様が昼食を摂られたとか。

C57ffb5a05a541ea9991074770e3cd19
出口も桝形。

●芦田宿

Photo_2

■本陣:1
■脇本陣:2
■旅籠:6
■家数:80

雨がやみません。

しかし、アマガエルが田んぼから一斉に川に向かってお引越ししている姿を発見しました。

なん十匹、いや…もっと沢山のアマガエルがピョンピョン跳ねる姿は圧巻でした。
小雨の中山道も良いものだな…なんて思いました。

80e6d986e39d466091b67809f9889a3b
●茂田井間の宿

前進しているうちに、茂田井間の宿に入ったようです。
間の宿は、望月宿と芦田宿の間にもうけられ、旅人の休みどころとなりました。幕府公認ではないために、旅籠はありません。
看板の下には、茂田井宿の道の様子が描かれています。

1db8cc2791d848549e0978671e5ae384

0d90bdc66c8346c894e59dc5688974bc
●茂田井一里塚

江戸まで46里。
あと180㎞くらいです。

Acdde206d7b34e5f97675fe484825cf5

42429664c3f44a198dd4494c9465b81d

*旅を終えて
秘境というほどの山奥ではなく、完備された国道や県道からほんのちょっとそれた旧街道には、ひっそりとした真空地帯があり、人に忘れ去られてしまった様な「世を避けてしのぶ村里」と呼ぶのにふさわしい場所が残っております。

本来は世を避けているのではなく、新しく別の道路が完備されたので、昔はにぎやかだったのでありましょうが、今は少し寂しくなってしまった場所というのがシックリくるのかもしれません。中山道には、そんな「世を避けてしのぶ村里」がとても多いです。

キラキラな観光地も良いですが、昔歌人が訪れ、歌を詠んだ静かな場所で、閑雅な時間に身を置くのもとても良いものです。
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

■走る旅:中山道〔54〕民宿みや~第27次 長久保宿~笠取峠~笠取峠一里塚

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、唐沢一里塚~第28次 和田宿~疲れを癒した民宿みやの続きで、
長久保宿を経て笠取峠を越えます。

民宿みや さんから、佐久平までの28㎞の旅。
28㎞は長くなるので、何分割かしながら旅をふり返りましょう。

■ルート:
民宿みや~第27次 長久保宿~笠取峠~第26次 芦田宿~第25次 望月宿~第24次八幡宿~第23次 塩名田宿~佐久平 (28km)

 民宿みや~第28次 長久保宿~笠取峠~笠取峠一里塚
 

民宿みや さんからのスタートです。
(写真は青空ですが、前日のもの)

この日は朝から雨が泣き出しそうなお天気で。
佐久平まで、なんとかもちますように…と願いながら進み始めます。

9c68901805144acd9d8cf2c61bde6a7a


●四泊一里塚

051383e02a4e448ba8597822d6e2ff15
国道を進むと四泊一里塚を見逃しますが、中山道は国道の横になります。
中山道に標識のみ残ります。

寛永8年の洪水で長久保宿が流されて、塚もその時に流失したそうです。このあたりに長久保宿や一里塚があったようです。江戸から48里ですよ。


●これより長久保宿

D52c3babfa3b426a9d1d6d8f54e1f2a2
●長久保宿・問屋

58cf8fcc02db4ff9b63255e446b89874

Fefb5aaa624441a78d3fabcdec43d0ff
●竹内家住宅(釜鳴屋)

31d491774e954db98e7a224db55bcedc

●脇本陣跡

2c8be94e6010485782424ed3de439f91

●高札場跡と長久保本陣跡

06356a9fa10f45e1853f50bc4b1783f4
高札場は2011年に復元されたそうですが、いい味出していますよね。

長久保宿は真田幸村ゆかりの地なんだそうで、宿場に新しい観光案内のPOPがチラホラありましたが、対照的に建物は古い建築物が残り、味のある宿場です。

真田幸村ゆかりの地というのは、本陣石合家に真田幸村の長女「すへ」が嫁いだからだそうです。
大阪からここへ遠く離れた長久保宿へ嫁がれたんですね。

●火消車

A8675029be75425f8cf03e54a18b69a7

C05a7447fa3f47559f29ac79ebfefe79
昔ながらの建築物が残り、古い火消車には釘付けでした。
かっこいいな。
いつまで使われていたんでしょうか。

長久保宿は、L字型の宿場なのだそうですが、形はよくわかりませんでした。
和田峠や大門峠の登り口として栄えたそうです。

●本陣:1
●脇本陣:1
●旅籠:43
●家数:187

●松尾神社

9ff9fc7def014d368e7b0f0d38e7f687

お酒の神様がいらっしゃいます。
ご祭神は酒造守護神の「大山昨命」

5d088cc2cabd4826bb4bb90a01687e99

神社の境内の中を通過します。
ご神木は赤松でしょうか。

603686ab8dca43c08937eac8629589a1
社には、行ってきますとご挨拶。

●靖国霊社

499228a10e6a46f3ba738bba2d2010d5

靖国霊社や日露戦争戦没者慰霊碑が立っておりました。
日本をお守りくださってありがとうございました。
手を合わせて進みました。


●いよいよ笠取峠

66406ed1264643888a80a168e009c27a

雨で夏の季節の笠取峠は、雑草がイキイキしているので、
元気な蛇が出て来そうで足元がちょっと怖いです。

1f4f45c044204e0c9a4f1e626d35b12f

Bddb8a258a8445b39705323ecc75915f

●笠取峠原道

C498a5b90acb40d48feda79ee1213d5c

入り口や道がわかりにくいですが、中山道原道です。

Ddaf3addd7c14542bffdd26c53402696

188d0c5f8ed54a2d828b244ab071bf92
看板が落ちていて方向がわかりにくい。
特に西からの旅は看板が無かったりすることも多いので、地図は必須です。

0ff44f37011049e19591361841d8d2fd

73f15b3b8fc044b58d056b38924b848a

●お地蔵様

Cde0a9454396408da5a98f0a906369b6

9a99906bee6847bda1df5b37a4ee9b47

3191ef81beff4a6487311df5973bcc46

●笠取峠立場図

A2799baacdfd461d9a8aa5f58f613971

笠取峠の茶屋小松屋から浅間山が見えていますね。

Eda92133ad2147fa940d247f8eeb8d42

●峠乃茶屋

82725bf96ecd460eb465c0363a596e17

D27aab403c57461096f1c22ad734cad8

●道祖神

3b2a5c3186cc4c8da24f559a7767f11b

●笠取峠一里塚

F06041c8abc44ca2ab1c56d23c1a64b5
北塚が残っていて、当時は塚木が赤松だったとか。
江戸より48里の一里塚です。

旅を終えて
笠取峠は、和田峠の後だったので、体感覚はすごく楽な感じでした。
実際は(昔は)上り下りのあった峠なんでしょうね。
この先、笠取峠の松並木を越えて芦田宿へと向かいます。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

2021年8月10日 (火)

■走る旅:中山道〔53〕唐沢一里塚~第28次 和田宿~疲れを癒した民宿みや

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、和田峠の頂きから唐沢一里塚までの続きで、
難所で和田峠を越えて、民宿みやまでのレポートです。

下諏訪宿から和田峠を越えて、民宿みや まで33㎞の旅。
33㎞は長くなるので、何分割かしながら旅を振り返りましょう。

■ルート:
下諏訪駅~難所和田峠~民宿みや (33km)

 唐沢一里塚~第28次 和田宿~疲れを癒した民宿みや
 

436c61ece46141188e6f88e1a5f36f9a

64cb578888694f37a516f4ee06fd88f1

唐沢一里塚を越えると、標高863.7mの中山(中山城跡の城山)が見えてきます。

道は舗装路になり、中山の周りに流れる依田川と大門川が合流する落合まで、延々と前進します。
落合は、ちょうど中山の端なのですが、中山が長くて長くて…延々と終わらないのです。

和田峠を越えた後の身体に堪えた区間でした。


●一般のお宅を撮影してごめんなさい

Adae26fc388f47be914979a00e9d824e

なんと!表札が「本陣」さん。
街道好きな方にはたまらないスポットだと思います。
史跡とはまったく関係ありませんが、とても珍しいお名前でパチリ。


●茅葺バス停

4e0f63933b174230bdc34d9de69a37da

日本昔話に登場するような茅葺入母屋造りのバス停です。
トトロが出て来そうですね。


●双体道祖神

88825b253a9143f88850c0468435168a
道行く旅人を見守り励ます道祖神様です。
「ああ、もう少しだ!ガンバロウ!」と思います。

●中山道標識

E92f9bedf5774bd892895ea166ed249c

●和田宿マンホール

843919e341004da3aa9ebad21ee58dd3

Photo


●第28次和田宿
●高札場

E244dbf59fe04ada94315f0f2fd29e59

●和田宿の街並み

A2a3a717044646738b517f7976c4b267

●屋号の看板

F126d81286d84a989cf80fbcac3d1a92

●懐かしいレトロなお店

621db49320de40f6b754ba4b11fa299a

6e3d60fd96dc4f899c094eed9b483d8b

●脇本陣横広場

Db1f892a725b4527b84cdda0e8614338
トイレあります!

●脇本陣

4fd003f2738e462daff7ea97d77ae4df

●本陣

90948185357b4c9b96b223e985709a5a

A9886d46b5714898a2082509604e9799

●かわちや

B06cc57ab16b425ea4129b6c08af3b95

和田宿は、昔ながらの建物が残っていて、当時の歴史の名残を感じることができました。

●本陣:1
●脇本陣:2
●旅籠:28
●家数:126

●懐かしい看板

Cf9a6c8085ff4c1c89d30746acfef74d

白鳥マークのキグナスの看板!

なんだか久しぶりすぎるというか、
記憶のかなたに追いやられていたというか、
昔過ぎてなかなか思い出せなかったというか。
この看板がまだあるとは。


●芹沢一里塚

Ba839921994f4a4d8cfa0f58c2b54f71

江戸より49里!(192.436㎞)200㎞切りましたよ。

もうとっくに日本橋に到着しているくらいの距離を走っていますが、寄り道し過ぎているので、日本橋に着くころには、中山道を目指した距離は何㎞になっているんでしょうか。


●三千僧接待碑

34dff46dc1a04c89962554d26e7537f6


●ミミズの道祖神

294fcf00bdad4fdab299aa4c8a0b8bd2

「この記念碑は、ここ(みみず)地区に住む人々の希望により祭られました。
蚯蚓(みみず)は、土壌動物の代表で、みみずは枯れた落ち葉や木の枝をよく食べ糞をします。
その糞が「土」となり、生まれたばかりの土にはよく植物が育つのです。少し残酷ですが、「ミミズの干物」を作り、解熱剤として煎じて使いました」

説明板には、こう書かれていました。
この地区では、ミミズが神。
ミミズが大切にされてきたんですね。

C4a6f0d7caa944459343115a472b0f0d

0e698a3590b748078b6273607034c08c

●落合

9cc82601d54144e1bc2dd4f23ecb4d46

落合を折り返すように、来た道と反対側の山裾を、山をグルンと回ります。
もうすぐ民宿みやさんにつくはずなのですが、
ここからがまたまた長く感じました。

A75fa4d580384279a0400b747fe2eb2c

山裾をグルンと回るときに、山の端っこに登山道を見つけました。
中山は城山なのですね。

山城好きな私としましては…登山道へ入っていきたい気持ちを押さえて、通過します。
中山城は「武田信玄公の城」という伝承が残っているそうです。

Cacb820c6f784227b180fe561b9e85fe

中山…長い…。

7e66d19298c946638c825d81e4e890c7

中山の麓に、頼もしい番犬に守られながら、ヒツジさんたちがお昼寝していました。

Eaabedd9783649f6bb1ef951a4cf7b55

ヤギや羊たちの向こうにようやく見えてきました。
民宿みや さん。


●民宿 みや

1660753edc934db380f63c8e6136537f

この日は33㎞の旅。
みやさんで旅の疲れを癒します。

Db4fad0c472f4f9fb30b3668238dd5ab

前日40㎞。この日33㎞。
重い荷物を背負って走った後の峠越えは、かなりを使った様で、到着後は夕食の時間まで、畳の上でダイノジになってバタンキューでした。

昔の参勤交代お侍は、宿に着いたら、お洗濯もしただろうし、ワラジが壊れたら修復もしただろうし、私よりもやることがいっぱいあったと思いますが、
お侍さん達も宿に着いたら、私と同じようにホッと疲れを癒していたのかな…なんて想像してしまいました。

4c56fac70e754d82b31afe18eb9bc403

民宿みやさんの、お料理は絶品。
自家製のお野菜たっぷりのメニューです。

汗で身体から排出されてしまった塩分を、優しい味のお味噌汁や、ちょっと濃ゆめの豚の生姜焼きが補ってくれる。

そしてたっぷり艶々の白米。毎日十里を歩くお侍にとっては欠くべからずのエネルギー源。
一日五合を食べていたのだとか。


今や、身体を使わなくなった世の中になり、このデンプンが毒の様に悪者扱いされているけれど、旅を続けるには無くてはならないありがたい食材です。
おひついっぱいに詰められた白米は、すべて私の胃袋の中へと消えていきました。

●ビタミンちくわ

1ee95ef074b344b9a6256ae2dfb0bea9

おかずの中に、ビタミンちくわ。
長野はビタミンちくわのお料理が有名なんだそう。


山に囲まれているので、海のたんぱく源が入りにくい土地なので、北陸から練り物としてやってきたました。
長野県のソウルフードなんだとか。

939939362b4c4a98b61b7dafe0978006

朝ご飯も立派すぎる!!

B588b86b355d486bb88a9afc8addfe89

※みや さんの色々料金表。(掲載許可済)

やさしいご夫婦が、長旅を労ってくださいました。
オリンピックを応援しながら就寝。
この日は、33㎞の旅でした。
しっかり旅の疲れをリセットして、また翌日もがんばりましょう。


●民宿 みや/〒386-0601 長野県小県郡長和町大門653

旅を終えて
蕎麦に力餅にお米に…中山道沿いにはとにかくデンプンが多い。
よく働き、よく動く。
食べて直ぐにエネルギーに変えるためには、欠かせない食料源なんでしょう。

毎日十里を進むお侍さんが、一日お米を五合食べていた理由が分かった区間でした。

私たちも、デンプンをいただいたら、よく働き、よく動きましょう。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html