■人生に似ている旅☆【砂走りは筋肉痛になります】
2010年8月23日。
富士山頂、須走口ルートから下山しています。
去年利用した吉田口がジグザグに降りていくのに対し、
なんと、ここは砂走りといって、駆け足で一直線に急降下・・・。
1歩の歩幅は1~2mくらいになります。
運動会のお父さんのように転げている人もいるし、私も何度か転びました。
それに・・・急に気圧も変わるし、関節にも負担をかけます。
(本には、「土が軟らかく膝にも優しい・・・」なんて書いてあるけど、岩だらけだし、あんまり優しくないと判断しました。)
なんせ、歩幅が大きすぎるため、1歩1歩がオーバーストレッチ状態。
微細ながら、ぶちぶち筋が損傷している感。
そして、重力をかけながら筋肉を伸ばすような、筋肉痛になってくださいと言わんばかりの筋収縮。(山登りより、下りの筋収縮のほうが筋肉痛になりやすいのです)
走るのを断念し、長くて急な一直線ルートを歩き始めました。
ホンマ、
長い
長い
長い
長い・・・。
もうすでに筋肉痛が始まっている・・・。(はやすぎ)
何度も何度も立ち止まりながら、
通常、須走口を利用する人の倍の時間をかけて下山しました。
一直線の砂の道が消え、森に入ったときには、涙が出そうでした。
そして、行きにも「登山の無事」を祈願した新5合目の古御嶽神社が見えたときには、足もふらふらでしたが、笑顔でなんとか下山できた感謝を祈りました。
須走口ルート・・・。
下山がしんどかったです。
ここで学んだコトは、走るのもいいけど、スピードが速いほど危険がツキモノ。
いつでも立ち止まれるスピードで行きましょう!ってコト。
人生も、同じのような気がします。
日々感謝☆
フィッイトネスインストラクター坂田純子☆
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