■8月15日は何の日。富士山にレーダードームが運ばれた日。
8月15日。
第二次世界大戦が終結した日。
そして、富士山にレーダードームが運び込まれた日でもあります。レーダードームとは、気象レーダーを風から守るためのドームのこと。
(気象レーダーを囲むドームがあった場所)
何年も前に観た回、プロジェクトX。
「富士山レーダー 男たちは命をかけた。巨大台風から日本を守れ」
この回は、何回見ても熱いものが込み上げてきます。
数日前の富士登山でレーダードーム・気象観測所があった場所に足をはこばさせて戴きましたが、今やレジャー登山で行けることに感謝し、
日々の気象予報を見て雨だの晴れだの言うのは、当たり前ではなく…ほんまに有り難いことなんだということを
もう一度思い出そうと思いBLOGに書いておこうと思います。
私は56豪雪を知っていますが、38豪雪もそれはそれはドカ雪の年と家族から聞いております。
そんな昭和38年の2月。
厳冬登山をした7人の若者。電機メーカーの人や建設家、全くの登山素人たち。中には気象予報士から作家に転身した新田次郎さんも居ました。
ザイルで繋ぐことも許されず(1人が足を滑らせたら7人全員死ぬかもしれないから)中には遺書を家族あてに残した人もいたそうです。
なぜに、そんな時に富士登山をしたかと言うと、
最高峰の剣ヶ峰に台風から日本を守る気象レーダーをつくるため。
昔の技術では、台風上陸の3時間前にしか情報をとらえられなく、
伊勢湾台風時など、何も情報が無かったため東海が壊滅と言われるくらい被害が大きかったと言われています。。。
いち早く情報をとらえ日本を守るには、4,000mの高さに気象観測所やレーダーを置く事が必要と考え、厳しい登山と工事のための滞在をされました。
気象レーダーを置くまでに、様々なハプニングの連続。
風速100m・零下20数度、酸素が薄い環境の中で工事を進めるには命の危険が伴う。。。
火口付近はヘリが墜落するくらいの乱気流もあり、レーダーをドームで囲う必要があると、昭和39年の8月15日に、重すぎて空輸に無理があったレーダードームをヘリ1台で山頂に運び込むことに成功。
そして、昭和39年9月に日本を守る気象観測所ができました。
空輸したパイロットさんは空軍の方で、8月15日は特別であり、太平洋戦争で多くの仲間が命を散らしたから、生き残ったからめいいっぱいのことをしたいという熱い思いがあったそう。
現在では富士山頂にあった気象観測所は役目を気象衛星に譲り、定年退職後のように静かで穏やかな表情ですが、
富士山の気象観測所なくしては、今は無いくらい大切な場所でした。
富士山の気象観測所があったからこそ、今がある。
今では、日本の気象予報は世界一と言われてます。
※詳しくは、プロジェクトXのDVD…レンタルショップにあるかなぁ。それをご覧ください。
そんな8月15日。
2019年の日本には、またまた大きな台風が来ています。
富士山の気象観測所があったから、今では予報にて余裕を持って安全対策ができますね。
8月15日は、工事にかかわった人、戦争で命を散らした人のおかげで、安全対策ができる日。
8月15日前に、この気象観測所に行けた事。。。意味がありますね。
私は、業務委託をして戴いている会社の仕事があり、移動がありますが、安全対策をして、感謝する日にしたいと思います。
スタジオBodyLuxの営業は、皆様の安全を考慮させて戴き休館にさせて戴きました。
誠に申し訳ございませんが、皆様、台風に注意してくださいね。