■【コラム】月間走行距離200㎞を超えるとテストステロンが低下する?
健康のカギは、女性同様に男性も、加齢とともに変化する性ホルモンに注目することです。
テストステロン(男性ホルモン)が低下すると、
肥満や生活習慣病のリスクを高めるというデータもありますから、
歳を重ねるほど、適度な運動を日々行うことはとても重要と言えるでしょう。
しかし、「やりすぎ」は禁物。
逆にテストステロンを低下させることになる様です。
日本人において、中高年市民ランナーで、月間走行距離が200㎞を超えるとテストステロンの低下がみられることが報告されており、日本メンズヘルス医学会では〝運動性ストレス低テストステロン症という概念を提案している…
血中の遊離テストステロン値が8.5pg/mL未満になるとLOH症候群と言われます。
LOH症候群の症状は以下
‐倦怠感
‐イライラ
‐無気力
‐睡眠障害
‐精神不安
‐物忘れ
‐めまい
‐ED
‐筋肉量の低下
‐頭痛、めまい、動悸
‐関節痛
などetc...
月間走行距離の話は、ランニングでのことですが、
ウォーキングはランニングに比べ強度や衝撃も低くなりますが、
やり過ぎた場合は同じだと言えるでしょう。
どんな運動でもストレスになるまで運動をするのは身体に支障をきたします。
ストレスは、目に見えないし、気付かないこともありますので、
ストレス発散になる程度の「適度な運動」を心がけるようにすると良いですね。
体力や運動経験などは人それぞれ違いますから、
「適度」の尺度は難しいものですが
自分の身体とよくコミュニケーションをとりましょう。
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