「日日是好歩」大阪・ウォーキング教室　ウォーキングアドバイザー坂田純子の足繰り行く日々

［声のBLOG］

歩くことでGDPが増え認知症が減る

8月4日（金）の音声ブログです。
金曜日は「1週間のニュースから」がテーマ。
「歩くことでGDPが増え認知症が減る」というおはなし。
心も体も忙しい女性のウォーキングを後押し。
今日もあなたのウォーキングのおともに♡
音声ブログを聞きながら、いつもよりプラス1000歩（600～700m）、 プラス10分のウォーキングを増やすお手伝いができたら…と続けています。
ぜひ聞きながら、あるいてくださいませ♡

ご質問もお待ちしております♡

8月2日　日経MJで記事を見つけました。
「靴店の2022年度の売上高は21年度から16.9%増え、2年連続のプラスとなった。インバウンドの需要の回復により、スニーカーの販売も好調に推移している。国内で人の動きが活発になり、旅行やレジャーで履くことのできる
アウトドア系シューズの販売が伸びた。」
…
USJも奈良~京都間の電車の中も、ほぼ海外旅行客の方でいっぱい。
世界的に人の流れが戻ってきているという事ですね。本当にうれしいです。

日本は、どちらへ進んでいっても海に出るし山も近い。
自然がとっても豊かで歩きがいのある国。
また、ウォーカブルシティという歩きやすい街づくりをしている地域もあり、歩く事が楽しくなるような国なのです。
海外の方も、日本に住んでいる私たちも歩きやすいシューズで、どんどん日本を歩き倒したいですよね。

近年、ウォーキングは都市作りの側面からも世界的に注目されています。
「ウォーカブルシティ」という計画もその1つで、ウォーカブルシティとは、歩きやすい街づくりの事。
自動車を使わず、歩いてスムーズに移動できる都市をつくることで、シャッター街に賑わいを戻し、市民の健康度や住まいの環境の向上、地方経済の活性化をはかろうとする計画です。

ちなみに、歩きやすい都市は国内総生産（GDP）が高く
健康で幸せになりやすいという研究結果があります。
海外の調査によれば、「歩行者に優しい」地域に分類されている
大都市圏の一人当たり国内総生産（GDP）は、「歩行者に優しくない」地域より38％高く、ドルに換算すると、歩きにくい地域の一人当たりGDPが43,900ドルなのに対し、歩きやすい地域の一人当たりGDPは60,400ドルなんだそう。

そうした海外の動きも踏まえ、日本もウォーカブルシティを推進していて、
車線を減らして歩行空間を広げたり、バリアフリーや歩きやすい路面にしたりと居心地が良く、歩きたくなる都市再生整備の支援を行っています。

また、歩道の多い地域に居住する高齢者は認知症リスクが半減するというデータもあり、2021年の情報になりますが、歩道が多い都市部に住む高齢者は、認知症が少ないことがわかったんだそう。
7万6053人の高齢者を対象に2010年から約3年間追跡し、歩道面積が少ない地域に住む人と、多い地域に住む人を比べたところ認知症発症リスクは45%低かったことが解りました。
歩く事や歩きやすいウォーカブルは、GDPをあげ、認知症も減らし、Happyですね。

「お買い物で、ゆっくりと店内や街を歩くとき」と、
「体力向上・維持で歩くとき」と
「整備されてない不整地など自然の中を歩くとき」では、
シューズや靴の機能や構造が違ってくると思います。

いつも同じ靴ではなく、それぞれのシーンに合わせた靴を選ぶと
さらに歩く事が楽しくなるんじゃないでしょうか。
靴屋さんの売り上げも上がりますし！日本のGDPに貢献です！
私も新しい靴が欲しくなりました。
アナタは、最近靴を買いましたか？

さあ！今日も歩きやすいシューズで出かけましょう。

●エストロゲン子中の人

ウォーキングと聞くと「ただ歩くだけでしょ!」と思われる方も多いでしょう。

私たちの生活の中には歩くという動作が多いにもかかわらず、生まれてから今まで歩くことを誰からも教わらずに生きてきました。

日常では歩く動作を多く行っているのに、ほとんどの方が「効果的で美しい・カッコいい」歩き方を知らずに　もったいない歩き方で過ごされていることも確かです。

ちょっとの意識で筋肉や関節をしっかり使った歩き方に変化するのになぁ…。
あえて運動する時間をプラスしていかなくても、
日常生活の歩き方を変えるだけでエクササイズになるにになぁ…なんて思いながら、
いつも街を行き交う人をウオッチングしているゲン子です。

歩き方を知り、日常生活で実践することで、美しさやカッコいい歩き方が身に付くのはもちろん、だらだら長く運動しなくても運動効果を引き出すことが出来ます。
ウォーキングは忙しい人こそ、最も身近な健康体力づくりとなるのです。

一生ものの「効果的で・美しく・カッコいい歩き方」を身につけませんか？
心も体も忙しい女性のウォーキングを後押し。
「歩き方の魔法」で一気に次元の違う世界へまいりましょう♡

（junko sakata)

専門は、ウォーキングやランニング・エアロビックダンス・健康体操・生活習慣病予防・呼吸器循環器系に有用性のある有酸素運動指導など。民間フィットネスクラブや運動指導者団体の教育コンサルタントを経験し、「一生自分の足で歩くこと」を目標に、ウォーキングレッスンや地域ウォーキング指導員育成・企業健康セミナー、ウォーキングルートの開拓ほか、メディアやWEBのエクササイズ監修を行う。
SNS上でエストロゲン子としてウォーキング情報を発信中。