健康サポートプロジェクト
トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。
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家継・善政の時代
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歴代ウルトラマンを学ぶように、徳川歴代将軍15人を学ぶ。
そんなことで改めて「大奥」を鑑賞。
以前鑑賞した時は、時代背景が全く分からずにボンヤリ色恋映画だと観ていたが、7代将軍・家継の事、仕えた間部詮房(まなべあきふさ)や新井白石が行った政治、家継の母・(側室)月光院、主人公になった絵島と歌舞伎役者の生島のことを学んでから視聴すると、面白くて本当に良くできた映画だなと感じた。
このストーリーは、歌舞伎・長唄でも有名な江戸中期に起きた大奥のスキャンダル〝絵島生島事件〟が題材となっている。
月光院に仕える絵島が生島を相手に遊興に及んだことが引き金となり、関係者1400~1500人が処罰された事件である。
月光院と間部詮房・新井白石の体制を思わしくない老中や正室たちが仕組んだ大奥内での主導権争いとされているが、実際のところはわからない。
映画の中では生島は処刑されていたが、島流しで70歳くらいまで長生きしたと思うし、映画を史実としてとらえるのにはちょっと無理がある。
しかし、確かなことは、数え5歳で将軍になり、8歳の時に風邪をこじらせ肺炎で死亡した家継の時代は〝正徳の治〟と呼ばれ善政の時代と言われていたこと。
…個人的な所感であるが、家継を支えていた間部詮房や新井白石がものすごく賢かったのだと思う。
どの時代においても、たとえトップが5歳児だったとしても、それを支える老中たちが賢かったら善政の時代になっていくんじゃないかと思う。
周りにどんな人がいるかで、だいぶん違うような気がした。
今の日本はどうか…。
それはさておき、絵島が61歳まで過ごしたとされる〝絵島囲み屋敷〟にはいつか行ってみたいな(中山道の次のスタート地点から31㎞走れば行けるんだけどな…)
あと、絵島・生島事件の歌舞伎は見てみたい。
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体操監修(シオノギ健康通信)
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2月号監修させていただきました。ステイホームやテレワークの新しい生活様式で、これまでの生活スタイルが大きく変わった1年。
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私も新しい生活様式。
今日は来年度の方針に向けてのテレビ会議でした。
2021年も多くの方に身体を動かすことの大切さや、楽しく身体を動かす手段をお伝えさせていただきます。ありがたいです。がんばります。
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役所広司さん
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〝関ヶ原〟4度目の鑑賞。
この映画は、石田三成と徳川家康を主人公に、豊臣秀吉の死から天下分け目の関ヶ原の戦いに至るまでの過程を描いた司馬遼太郎原作の歴史小説〝関ヶ原〟の映画化。
※写真はAmazonプライムから。わたくし会員です。
4度目の鑑賞とあって、さすがに登場人物の相関関係や、関ヶ原の戦い前後に起こっている出来事と結びつき始めて面白い。
セリフが早口でサラッと進んでいくので、役者が誰の役をしているのか理解していないとストーリーに全くついていけなくなるが、もう大丈夫だ。
↑このあたりの時代背景を学習してから見ると面白さ倍増。
三谷幸喜さんの〝清須会議〟の寧々(中谷美紀さん)と、司馬遼太郎さんの北政所(キムラ緑子さん)が、同じ秀吉の正室を演じてるとは思えないくらい見た目のギャップはあったが、
やはりこの映画の見事なところは、岡田准一さん演じる石田三成のカッコよさ以上に、役所広司さん演じる徳川家康の素晴らしい演技である。
劇中のストーリーには出てこないが、家康は6歳から10歳まで人質として過ごしてきたので人間不信なところがあり、ストレスフルになると大人になっても爪を噛んでいたそう。
そんなどこか寂し気で用心深い様子を、語らずとも役が醸し出していた。
そして、家康と言えば〝タヌキおやじ〟というあだ名がついていたが、特殊メイクなのかピッタリの容姿になっていた。
〝清須会議〟で柴田勝家を演じていたときの役所さんとは全く別人で、名の通り〝役どころを広くつかさどる人〟なんだなと思う。
実際はここではないが、映画で秀吉と石田三成が出会ったシーンで使われた場。
また司馬遼太郎が回想したシーン。
関ヶ原と言えば、中山道を走る途中でルートを外れて史跡を巡ってみたなぁ。
あの日は忍びの〝初芽〟になった気分で本当にワクワクした。
また機会があれば走ってみよう。
最後に、役所広司は天才だ!
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おしゃれは時代を映し出す
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2013年11月に公開された三谷幸喜さんの〝清須会議〟を再鑑賞。
画像はAmazonプライムより。わたくし会員です。
清須会議とは、本能寺の変で織田信長が討たれ継嗣問題&領地再分配に関する会議(1582年 天正10年)にあった会議(清須会議)を元にしたもの。
故郷の藩主の〝柴田勝家〟や、ゆかりのある〝お市の方〟、他、歴史上なじみのある方たちが出てきて面白い。
↑信長が討たれ、三法師を後継者にたてるまでのストーリー。
個人的に面白みを感じたのは、中谷美紀さん演じる秀吉の妻〝寧々〟の着物の着こなし。
幅が細い帯を腰のあたりで巻き、ただ結んだだけの様に見る〝さげ下結び〟。
現在から見たらだらしなく見えるんだろうけれど、中谷さんはとてもチャーミングに着こなしてた。
調べてみると延宝(江戸初期1673~1681年)の頃までは男性の様な着こなしが流行っていたようだ。
↑都風俗化粧伝と化粧の日本史は、着付けの参考にしている書籍。
また、鈴木京香さん演じる〝お市の方〟・剛力彩芽ちゃんの〝松姫〟がしていた〝お歯黒〟にも興味を持った。
お歯黒は、身分の高い既婚女性や武家の男性の権威の象徴の化粧だが、江戸以降〜明治時代初期に入り〝お歯黒・ちょんまげ・刀〟が禁止されるまで、身分の高い人以外にも化粧として定着していたそう。
(〝ごんきつね〟の中にも百姓の女性がお歯黒をつけている描写がある)
お歯黒は、顔つきを柔和に妖艶に見せる効果があるのだとか…。
お歯黒に関する情報は〝魏志倭人伝〟や〝古事記〟にも記載があり、1500年以上続いてきた化粧法。
「白い歯っていいな ホワイトアンドホワイト!〜♪」ってCMがあったけれど、歯に対する美意識がここ100年の間に対極にあるものへと一変してしまっている。
時代映画は、時代とともに移り変わる〝おしゃれ〟に注目してみるのも面白きかな。
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えんとつ町のプペル
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まだ映画ができるかわからない頃、クラウドファンディングしたり、西野さんのコミュニティやセミナーに参加していたツレ。
そのおこぼれで、私もずっと西野さんの知性や努力に親しむことができていたのだが、とうとう完成した〝えんとつ町のプペル〟を観てきた。
完成した…ということもだが、その過程を追っていた私たちにとっては、なんだか一緒に作った作品の様で感動極まりない。
そして、頑張っている人たちにとっては、ルビッチが自分の姿に重なるので、熱い涙が…。
みんなが力を合わせてできることをし…応援され、周りは西野さんに踊らされているのではなく勝手に踊りながら映画を作ってきた。
今後ももっともっと素敵な夢をどんどん実現させていくのであろう。
楽しみである。
〝1番好きな映画は何?〟って質問の回答は困ってしまうが、
〝ベスト10は何?〟と聞かれたらいくつかは答えられるだろう。
なーんて思って書き出してみたら6つくらいしか思い出せないのが脳が筋肉!!
悲しく寂しく乏しい…。
もう少し文化や芸術に触れて心を豊かにしたいなと、ポツポツ映画鑑賞を始めている今日この頃。
最近見た映画「マイ・インターン」
女性社長と高齢者インターンで雇用した70才の部下との友情ストーリー。
寒い夜にこころをほっこりあたためたカイロみたいな映画だった。
70歳のベン役のロバート・デ・ニーロが素敵過ぎる
私もシニアになった時、ベンの様なシニアでいたいし、
ロバート・デ・ニーロのようにかっこいいシニアになりたい。
さて、ベスト10を回答できるようになるのはいつかな。
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ネットを開けば情報があふれかえっている。
そんな情報に頼って、自分で調べて、自分で出会って、自分で思い感じなければ〝空っぽ〟で、〝ぺらっぺらの一反もめん〟の様に薄っぺらだ。
自分を作るのは自分自身。
この映画は、誰かが見てたから観ようしたものではなく、自分で調べて、自分で出会って、自分で思い感じた映画。
記憶の肥やしとなり、今後も印象に残るだろう。
おこんじょうるり。
生物科学者の福岡伸一さんは
「皮膚も内臓も筋肉も骨も…人間の細胞は日々生まれ変わっているのだから、変わらない自分の存在は無くて、実は日々新しい〝わたし〟である」と言っていた。
脳の細胞も新しくなっているのであれば、昔のことを覚えている脳はすごく不思議で面白いと思う。
図書館で見つけた絵本〝おこんじょうるり〟
35、6年前かな…。中学生の頃の細胞はどこにも残っていないはずなのに、表紙を見ただけで中学時の記憶がよみがえるのはスゴイな…と思う。
文化祭で行う劇〝おこんじょうるり〟で役を決めるのに、全登場人物のセリフを読んでみようということになったのだが、キツネが唄う浄瑠璃が一体どういうものなのかわからない。今であればネットで検索したらすぐにわかるんだろうけど。
当時のレコード屋さんで浄瑠璃のカセットテープを買って研究して真似て、セリフを読む日に準備したら…
「本格的すぎる」とキツネの役に即決してしまった。
極力セリフも出番も少ない役を狙っていたから、浄瑠璃の謎に興味を持った自分を悔やむ。
そして、キツネ役に決まった日から文化祭までの間、キツネの浄瑠璃の練習と、毎晩本番でセリフが全部ぶっ飛ぶ夢を見ていた記憶がある。
中学時代の細胞はどこにも残っていないのに、〝おこんじょうるり〟の絵本を見るだけで、切なく悲しい劇のストーリーと、誰も期待してないのににこたえようとしていた緊張感を身体に感じるのが不思議だ。
で、先日〝中学校の同窓会〟…という連絡があったのだが、みんなあの頃の細胞はどこにも残っていないんだろうな。