■本当の感情【4年前の劇団・卒業公演のビデオ・・・解禁しました】
4年前(ブログにもUPしていますが)、
ワタシはテレビドラマや舞台で活躍する女優さんの劇団に通っていたコトがあります。
通い始めた動機は、単純にインストラクターとして前に立ったときの
表現を高めたいと思っただけ。
当初、カリキュラムを見て、喜怒哀楽を表現(演じる)したり、
声のトーンや抑揚を変え、
台詞のように詩の朗読をするだけだと思っていました。
ところが、講座が始まってみたら・・・想像とはまったく違い、
喜怒哀楽の表現は「(たとえば)喜→よろこんでいる表現」を演じるのではなく、
自分の過去の感情と向き合いホンモノの表現をすると言うもので、
本当に難しく、
こころから喜び、こころから怒り、こころから哀れ、こころから楽(らく・たのしい)になるため、
いつもグッタリしていたのを思い出します。
(本当の表現をしたときって、おお泣きした後のように疲れるんです)
他にも、5感(6感?)を磨くトレーニングや、
体全部を使って表現する詩の朗読、
舞台を歩くウォーキングのトレーニングなどなど書ききれないくらい学びました。
通っていた時は、講座で学んでいるコトをblogにUPできないくらい過酷だった・・・。
もう2度とやりたくないと思った・・・。
けど、今となってみたら、少しは成長したのかな(?)。
そして・・とっても感謝してます。
・・・このビデオ(写真)。
劇団の卒業発表の風景が録画されています。
卒業してから、ずっと封印していましたが、
4年たった今日・・・なんとなく見たくなり、
さっきやっと解禁してみようと言う気になったのです。
何故、喜怒哀楽の表現が難しかったのか。
もう2度とやりたくないと思ったのか。
それは、小さいころから表現するコトを抑制されていて、
ホンモノの喜怒哀楽が出てくるまでに時間がかかったからなのです。
たとえば、こころから嬉しくて喜びたくても、
「人前で喜んだら駄目!目立ったら駄目!」とか、
怒りも「人前で爆発させるな」と言われたり、
「大声で泣きたくても人前で泣いたら駄目」と言われたり、
「楽しいコトや楽なコトに対しての罪悪感や苦労しなければいけない風潮」があったため、
表に出る感情は実は屈折しているコトが多かったよう。
本当は両手をあげて喜びたいのに喜べない。
怒っているけど、平静を装う。
泣きたいのに笑っているとか。
楽に楽しみたいのに頑張りすぎるとか。
だから、ホンモノの表現ができなかった。
表現を通して、
感情を、丸裸にしました。
本当に喜びたかったコトを喜び、
怒りを爆発させ、
泣きたかったコトを気が済むまで泣き、
楽で楽しいコトに罪悪感を持たず表現を通し実践してみた。
これを毎回やったから、今は前より素直に喜怒哀楽が表現できるようになったような気がします。
これからも、屈折した表現が無くなりますように。
レッスンで、いろんな表情を見せてくださる坂田さんの背景には色々あったのですね。
いつも楽しくこころがホッコリなレッスンをありがとうございます。
投稿: 青空 | 2009年12月18日 (金) 12:36
☆青空様☆
コメントありがとうございます。
表現講座、とっても楽しかったです。
通っている時は、自分を見つめ、自分を知り、自分を認めなければならなかったので
しんどかったんですが、
振り返ると、かなりこころが楽になりました。
これからも楽に楽しく皆様との時間を過ごして行きたいなって思います。
いつもレッスンに参加してくださり感謝します。
投稿: じゅり~ | 2009年12月22日 (火) 01:12