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合同会社健康サポートプロジェクトです。 10数年にわたって健康経営を推進する企業・団体様向けに健康セミナーや研修コンテンツ等で具体的なサポートをおこなってきました。 福利厚生や労災対策として従業員の方が生活習慣の中で無理なく継続できるエクササイズをご紹介します。

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2021年8月

2021年8月 8日 (日)

■走る旅:中山道〔50〕下諏訪駅~第29次 下諏訪宿~西餅屋茶屋跡

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

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〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。

この章は、第30次 塩尻宿~塩尻峠を越えて~間の宿今井~下諏訪駅までの続きで、
いよいよ難所の1つと言われる和田峠へと入ります。
下諏訪宿から和田峠を越えて、民宿みや まで33㎞の旅。

33㎞は長くなるので、何分割かしながら旅を振り返りましょう。


■ルート:
下諏訪駅~難所和田峠~民宿みや (33km)

 下諏訪駅~第29次 下諏訪宿~西餅屋茶屋跡
 
下諏訪駅からのスタートです。

去年、奈良井宿までの旅のあと、
「次は奈良井宿から下諏訪までだな…どれくらいの距離があるんだろう?」と
確認したく、電車で下諏訪駅まで行き、距離感覚をつかんでから、大阪へと帰っておりました。

その時は緊急事態宣言は解除されていると言えど、
コロナ禍中なので、諏訪湖も見ず、温泉もいただかず、下諏訪宿本陣岩波家を見学してサッと帰りました。

岩波家では、閑静な客殿からmaple紅葉したお庭を見せていただきました。
平日とあり、誰もいらっしゃられなく、
静かすぎるお部屋と紅葉のにぎやかさが対照的で美々しかったです。

お家は、個人の方が管理されているとのことで、このコロナ禍で観光客も減り、今後の管理や維持費が大変だとおっしゃっておりました。

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再度訪れた中山道を走る旅は、朝7時からスタートするとあり、下諏訪宿の朝の様子を楽しみながら和田峠に向かいます。


●高札場

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●街並み

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中山道で唯一温泉が湧く宿が下諏訪。
随所に温泉の湧出が見られます。
いつか、ゆっくり温泉をいただきに訪れたいです。

●下諏訪宿本陣・岩波家

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●甲州街道・中山道合流点

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甲州街道は、江戸日本橋を起点の200キロ強にも及ぶ約53里の道。
ここからお江戸日本橋へと繋がっております。

●元商家・伏見屋


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●下諏訪一里塚(下の原一里塚)

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●白華山慈雲寺

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●富士見スポット

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この道標のあたりから、富士山が見えるようです。

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朝早いせいもありますが、この日は残念ながら見えませんでした。
このあたりにお住まいの方は、日々富士山を拝んで生活できるんですね。

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道祖神様がいっぱい。

どこまで進んでも、諏訪大社の敷地と並走です。
諏訪大社はどれだけ大きいのであろうか…。
ゆっくり訪れることができるなら、諏訪大社もめぐりたいです。


●木落とし坂上の御柱の見本

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7年に一度、諏訪大社下社にたてる木を、急斜面から落とすそうです。

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●樋橋一里塚

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旧中山道に入ります。
リサイクル工場裏にある一里塚。
上から砂埃が降ってきて、ちょっと怖い。


国道142号から外れるので、見落としそうです。

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旧道を行く人は少なそうで、踏み跡も怪しく行き止まり。
四つ這いになって急斜面を上り、国道に戻り、また旧道に入ります。

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国道に戻りました。
石材さんの看板と石仏。


●樋橋茶屋本陣跡

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標高1000mまで参りました。
和田峠は標高1600mなので、ここからあと600m登ります。

●浪人塚

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水戸藩士・天狗党と高島・松本両藩が戦った
和田峠の戦いで戦死された、天狗党の方々のお墓。
天狗党とはどんな党なのか?興味が出ました。


●旧中山道

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国道から林に入っていきます。

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グレーチング道で、斜面を通過していきます。
整備されているのがありがたいです。


●西餅屋一里塚

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江戸より53里。


●西餅屋茶屋跡

ここで東からいらっしゃった方と1人お会いしました。
これから和田峠へと向かいます。

2021.6.28に熊の出没情報がありました。
熊さんやカモシカさんたちのお家へ入らせていただくことを忘れずに、
気をつけて和田峠へ参りましょう。

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旅を終えて
熊が出ているという情報を事前に受けており、この日は中山道を去年踏破したお友達と一緒に峠越えさせていただきました。
本当に心強かったです。

去年、別のお友達がクマに襲われており、今まで熊に出会う事なんて滅多にないだろうと思っていたことが、一気に身近な事になりました。

動物たちのお宅へお邪魔させていらだいている…という謙虚な気持ちを忘れずに、熊鈴などをつけて、人間がいますよ!と動物に知っていただけるように参ります。

あと、トイレがございませんので、窮地の時はお花摘み、または雉討ちの覚悟が要ります。

きつくてクマと出会ってもおかしくない山道も、キラキラ光る青葉や小さな動植物が「行ってらっしゃい」と優しく励ましてくれました。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

2021年8月 7日 (土)

■[私が見つけた日本製]木曽福島:七笑酒造「七笑」

標高3,067mの霊峰「御嶽山」をはじめ、木曽の山々に囲まれながら流れる清流、木曽川。
美しく清らかで、豪快かつ、おおらかな川である。

そんな木曽川の水や山間部でつくられた地酒、七笑(木曽福島:七笑酒造)

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「七笑(ななわらい)」の名前の由来は、七笑という地名なのだとか。

武士の始祖とも言われる豪傑な木曽義仲(きそよしなか)
源平合戦では見事に勝利をあげ天皇から征夷大将軍を拝した有名な人物。
その義仲が幼少の時に、木曽駒の山奥で自然児として過ごした美しい場所が七笑の地なのだそう。

七笑酒造で造る七笑は、義仲の原点ともなった場所のように、美しく清らかで、豪快でおおらかな日本酒の味を守り続けているそうだ。

木曽川と並走しながら木曽谷を駆け抜けた思い出と、出会った方々へ感謝しながら七笑をいただく夜。

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すうぅぅーっと溶けてくような甘さと香りの一口目。
一生忘れることは無いだろう。

〝呑んで酔わないなんて、酒に失礼だ。酒の神様、木曽義仲様の罰が当たる。〟
今宵は 木曽川の様に、美しく清らかに、豪快に七笑をいただこう。

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2021年8月 6日 (金)

■旅の道すがら:「旅は道連れ世は情け」

 木曽でお世話になった方から届いた「七笑」(七笑酒造)bottle
 
「七笑」は七回笑うという意味で、人々の気持ちを高揚させるという意味を含んでいます。

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たった1人で始めた旅。

まだまだ旅は半ばですが、みなさんのおかげで、すでに気持ちは高揚。
七回以上笑わせていただいております。

孤独な旅になるのか…思いきや、お友達との再会、思いがけない出会い、同じ中山道を愛する友人との旅の共有、そして多くの地元の人と出会い、皆様に助けていただき、
要の場所にて、誰かと道を共にしているという不思議。

自分の人生は、どれだけ多くの人のおかげを被っているか…という事を思い知りました。
この先、どんな出会いや旅になるのだろう。

木曽の七笑をいただきながら、これまでの道のりや出会いを感謝し旅を振り返ろうと思います。
そして、落ち着いたら、今年もmaple木曽へ再訪問したいなぁ。
美味しい木曽の恵みをありがとうございました。

 
旅はまだまだ続く。

※七笑は、美味しくいただいたあと、「私が見つけた日本製」のコラムに追加しようと思います。
 

■走る旅:中山道〔49〕第30次 塩尻宿~塩尻峠を越えて~間の宿今井~下諏訪駅まで

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

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〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。


さて、2020年11月16日の奈良井宿のつづきから書きましょう。
40㎞のレポートは長くなりますので、何分割かしながら旅を振り返ります。

■ルート:
奈良井宿駅~贄川宿~本山宿~塩尻駅~塩尻宿~塩尻峠~富士見展望台~下諏訪駅(40km)

 塩尻宿~塩尻峠を越えて~間の宿今井~下諏訪駅まで
 

塩尻宿からの続きです。

永井坂という長い坂
をダラダラのぼり、1050mの塩尻峠へと向かいます。

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ちなみに、東海道の海抜最高地点は箱根越えの標高846mですが、中山道は木曽路の登りから碓氷峠迄1000m越えの峠が打ち続きます。

今回は、下諏訪と佐久平でホッとできる以外は、ほとんどアップダウンが続き、
この日スタートした奈良井宿から数えると4つの峠を越える予定です。
塩尻峠は、4つのうちの最初の峠。

東海道の方が距離が短く、江戸時代は川の洪水などの水害で足止めを食らうという以外は難所が無く、多くの大名行列は東海道を選び江戸に向かいましたが、
なぜに距離の長い難所の多い中山道を行くのか…と言いますと、
大名同士の面倒くさい挨拶をしなくて済むことや、旅の日数の予定が組みやすいこと。
私の場合は、山や自然が好きなこともありますが
東海道に比べ、宿場も旧街道も健在で残っているところが多いからなのです。

なかなか手ごわい峠の始まりですが、昔ながらの日本の良き風景に出会うために
がんばってまいりましょう。


林の中へと入っていきます。

●牛馬守護神跡・新茶屋立場跡

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多くの牛や馬でさえ、塩尻峠越えは大変だったようですね。


●犬飼清水碑

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公家の愛犬が苦しんでいた時に、ここの清水を飲んだら元気になったとか。
私もザックから水を取り出して一口いただきました。
少し元気に!
水は生き物にとって、とても大切なものですね。


覗いてみましたが、今は夏場でなのか…枯れてます。残念!sweat02

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この先どんどん道が狭くなっていきます。
車一台通れるか通れないかくらいの幅になっていきます。

しかし、塩尻峠はロード率多いので足元は安心です。

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ダラダラと登りが続いております。
もうだいぶん動き続けていることもあり、そろそろ脚に来きてます…。

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●東山一里塚

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戦後北塚が破壊されて、南塚だけが残っております。

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一里塚を振り返って見ました。
昔の旅人やお侍さんは、あのこんもりした麓で一休みでもしていたんでしょうか。


●親子地蔵

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生き倒れた親子を供養するお地蔵様だそうです。

ここ、凄くビックリしました。
100m先に林の中にボンヤリと人影がある…と思ったら、お地蔵さまでした。
(*´Д`)はぁ~ホッとした。
思わず手を合わせさせていただきました。


●御膳水井戸

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●塩尻峠茶屋本陣

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塩尻峠には、ひと気が無かったそうで、小休所が置かれたそうですよ。
ここを抜けると、もうすぐ峠のピークです。

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●分間延絵図

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●塩尻峠・富士見展望台

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ピークです。
ここから先は一気に下ります。


その前に、富士見展望台へ行ってみましょう。
「富士山は見えるかなー」

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夏場で木がわさわさしていて、富士山の部分がちょうど見えないけれど、ちょっとだけ見えている様な気もする…。(右上の葉っぱの下)
あれ、駒ヶ岳かなぁ…。富士山かなぁ…。

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八ヶ岳が綺麗に見えています。

そういえば、数年前に横岳の林道でケガしたことが…。
横岳でケガして、佐久平の病院へ行ったけれど、
展望台から、あの時の動きを目で追ってみると、病院へ行くのも大変な距離。
長野は果てしない…

あの時の学び。

県外でケガをすると、あとが大変。
山でケガをすると、あとが大変。

この先も、気を付けて先を行きましょう。

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反対側の展望台も行ってみる。

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御嶽山が見えてるよ。

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なんだか、こうやってボーっと山を眺めて、現代人をサボるのもいいなーと思いました。
小半刻景色を見渡して閑雅を楽しむ。

ああ、いけないいけない。
時間に間に合わなくなるので、急ぎましょう。


ひたすら下っていくと、どんどん諏訪湖が近くなってきました。
街まであと少しです。

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下り坂途中では、ミツバチたちが働いておりました。

お友達の中に、最近、山麓に畑を作り野菜を育て始めた方がいて、
「次はミツバチを飼おうかな…」って言っていたのですが、
その時は、あまり野菜とミツバチが繋がってなかったけれど、
ここへ来てその言葉の理由がわかりました。


キュウリなど、ミツバチがいないと、受粉できないんですよね。
畑をやりだすと、今度はミツバチが飼いたくなるそうです。

人の言葉の裏側には、ちゃんとした意図があるのだぁ…と思いました。
写真は、お友達の夢へのイメージトレーニングの素材として撮影しておきました。

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●鳴沢清水

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和宮様も明治天皇もお飲みになったと言われる清水。

●石船観音

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どんどん下ってきましたよ。
この先下諏訪です。

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●今井茶屋本陣

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●今井番所跡

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峠の茶屋と同じで、峠にひと気が無いので、
諏訪側にも小休所が置かれたそうです。

塩尻宿から下諏訪宿まで、意外と距離が長い(約10㎞ほど)ので、間の宿は必要ですね。


●横河川

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下諏訪の街へ降りてきました。

中山道は河原沿い、
そして細い路地に入り宿場へと続きます。

私は今日は下諏訪まで。
下諏訪から上諏訪へ行く電車の時間が迫っていて、
このあたりは半泣き状態で駆け抜けました。


荷物が重いうえ、すでに40㎞以上進んでいるので…だいぶん身体を酷使している。
両親に「強い体に生んでくれてありがとう!」と感謝したいです。

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すっかり影も長く…

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下諏訪駅には5分前に到着!

時間に間に合った。
約束にも間に合った。

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初日は40㎞。
今日の旅が無事に終了です。

このあと、お友達と打ち合わせをして、明日へと備えますよ。

旅を終えて
木曽を越え、塩尻峠を越え、越えて越えて関東平野にどんどん近づいてきました。

慣れた関西の山と違って、慣れない土地での峠越えはとても心細かったのですが、峠を越えるたびに、旅が終りに近づいていくんだな…という寂しさの気持ちも出てきました。

「峠を越える…」
私たちは昔から度々、このような言葉を使うことがあります。

山道を登り切った地点を通過すること。
上り道から下り道へと転じること。
増加・強化の勢いであったものが一転し、下降・下落・弱体化。鎮静化の方向へ向かう様子。

私の人生の峠はまだ先なのか、
それとももう峠は越えてしまったのか…
自分ではよくわかりません。

しかし、峠のピークがこの先だったとしても、ピークを越えて下っているとしても、人生の道だからこそ、1歩1歩丁寧に前進していきたいと、塩尻峠を越えながら思いました。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

■臨時収入

「朝採れのトマトを持ってきたよ」

毎週レッスンにご参加くださるお客様が持ってきてくれました。
太陽の恵みです。
美味しくいただきますよ。

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臨時収入と聞いて、何を連想しますか?
臨時収入とは、

‐毎月の給料や一定の収入とは別に、思いがけない時に入ってきた収入のことで、具体的には臨時ボーナスや臨時手当や特別報酬や特別収入のこと
…だそうです。

私は、どなたかにいただきものをしたら、スマホのメモアプリの臨時収入のページに追加していくということをしています。

臨時収入はお金とは限らないのです。

メモを見返してみたら、今年、いろんな方から多くの頂き物をしており、ちょっとしたお金持ちになっておりました。
皆さんからの愛に感謝だなぁ…と思います。

トマトは、他の方からもいただいたトマトと合わせて、美味しいパスタソースをこさえましたよ。



2021年8月 5日 (木)

■走る旅:中山道〔48〕塩尻駅から第30次 塩尻宿(塩の道)

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

Photo_2
〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。


さて、2020年11月16日の奈良井宿のつづきから書きましょう。
40㎞のレポートは長くなりますので、何分割かしながら旅を振り返ります。

■ルート:
奈良井宿駅~贄川宿~本山宿~塩尻駅~塩尻宿~塩尻峠~富士見展望台~下諏訪駅(40km)

塩尻駅から 第30次 塩尻宿
 

第31次 洗馬宿・塩尻駅からの続きです。

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塩尻駅で立ち食いそばをいただき、駅の近くのサントリー塩尻ワイナリーを横目に眺めながら、先を急ぎます。

なぜならこの先、下諏訪までは塩尻峠を越えないとたどり着けないからです。

上諏訪で17時半くらいに、この中山道を走る旅で出会ったお友達と待ち合わせをしているのです。


今は、簡単に「遅れます」とスマホで連絡ができる世の中になりましたが、
学生の頃はそんな便利なものは無く、
頭に雪が積もるくらい、真冬に2時間以上外で待ったことがありました。
その時、友人は泣きながら2時間後に待ち合わせ場所に現れましたが、
そのような経験を経て約束の大切さを学び、お互いの友情はガシッと結ばれていったような気がします。

そんな、古い時代を過ごした私の意地は、
完全に便利な世の中の邪魔をしており、面倒くさいオバハンになっておりますが、
こころを鬼にして前進です。

中央本線は本数が少なく、関西圏と同じ感覚で電車の時間を期待すると「電車が無い!」と、ドツボにハマってしまうんですよね。
17時台の電車に乗るために、泣く泣くワイナリーにさよならを告げました。

〝さよなら!塩尻ワイナリー…またくるからね!〟


大きな工場の前のレタス畑の前をひたすら塩尻宿に向かって走ります。

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信州には道祖神が多いですね。
旅の安全や悪霊よけなど、路の片隅で旅人を見守ってくれております。

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●堀内家住宅

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堀内家 県内で最も美しいと言われる諏訪地方特有の本棟造りです。
屋根のてっぺんが王冠の様で、なんだかカッコいいです。


●堀内家横の道祖神

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●阿禮神社

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阿禮…
読めませんでしたが、あれい神社と読むそうです。


「阿礼ノ神」は、塩尻峠(塩尻市と岡谷市の境)西麓を流れる四沢川流域で集団生活を送っていた諏訪族神氏を祖とする氏族が、上流にある五百砥山そのものを御神体に祀ったものといわれているそうです。



この中山道の旅で、いろんな土地で、色んな神様や仏様に触れることによって
1つ気が付いたことがあります。

日本は昔々から、自然(八百万の神)や先祖や先達を神や仏として大切にしてきているな…という事です。

私も何を大切にしなければいけないか?
中山道の旅を通じて気付かせていただいています。


いよいよ塩尻宿の宿場らしき風景に変わってきました。

●塩尻陣屋跡


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●脇本陣跡

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●高札場

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●上問屋跡

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●小野家(いてうや)

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看板が可愛いheart04

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●塩の道

中山道には、塩尻や塩名田など、何故に塩がつく地名が多いのだろう?と思って、2020年の9月に播州赤穂の塩の国を訪ね、日本の塩づくりについて触れてみました。
(その時の記事→☆☆☆

その時に学んだことは、
日本は島国でまわりは海水で囲まれいるので、昔から塩は簡単に手に入りそうなものですが、実はとても大変貴重な物だということ。
そして、自分の手で塩をつくってみて、本当に塩づくりは手間がかかることを知りました。

貴重だったという証拠に、日本全国には、塩にまつわる物語や地名がたくさん有ります。
ここ塩尻は、山間部では手に入らない塩の流通の尻(太平洋側の塩と日本海側の塩が出会う終着点)として名付けられた名前なのだそうです。

三州街道や五千石街道の塩の道が合流する交通の要の塩尻。
ここから太平洋と日本海へと塩の道が続いています。

いつか塩の道も旅してみたい!と思いながら、いろいろと調べてみると「ガイドでも道に迷う」と書いていた人がいて、ビビる!

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●口留番所跡

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[塩尻宿]
●本陣:1
●脇本陣:1
●旅籠:75
●家数:166

●柿沢一里塚

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一里塚の名残がなく、石碑のみが残ります。


●双体道祖神

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お女郎道祖神とも言われているのだとか。魯山人も関心を持ったのだとか。

●本棟民家

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やっぱり、屋根のてっぺんがカッコいいですね。
松本地方に多く見られる民家の造り。

●高札場

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●道祖神

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さて。
道祖神様の横に書かれてある標語は

「戦国のつめ跡残す 永井坂」…

さてさて、この先は…
ひたすらダラダラ坂が続きますよ。
今思い起こせば、
永井坂は「長い坂」だったな…って思います。

道は果てしなく…塩尻峠へと。

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旅を終えて
中山道の旅を始めたころ、全行程の宿場や地図を眺めて、長野に「塩」がつく地名が多いな・・・と興味を持ち、塩について色々調べたことがありました。
そして、その塩の地名は、塩を運んだルートだという事も知りました。

まだまだ先だと思っていた「塩尻」
とうとう足を踏み入れることができ、感無量。

また、塩尻から、太平洋や日本海へと塩の道が続くのだ…と思うと、街道って人の生活に繋がっていて、あちこちに繋がっていて、何かと何かを繋げていて…と面白いなぁ…と思いました。

旅を始めたころよりも、街道が大好きになっている自分が今ここにいます。
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

2021年8月 4日 (水)

■旅のみちすがら:中山道を走る旅〔ルリボシカミキリ〕

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   ルリボシカミキリ
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ルリボシカミキリ。

日本固有のカミキリムシです。
碓氷峠の〝覗(のぞき)〟のあたりで見つけました。

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珍しい種類でもないですが、滅多に見かけることは無く、
見つけた瞬間には前進することを忘れ、
瑠璃色の美しさにウットリ立ち止まってしまいました。

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「今、君が好きなことがそのまま職業に通じる必要は全くないんだ。大切なのは、何か1つ好きなことがあること、そしてその好きなことがずっと好きであり続けることの旅程が、驚くほど豊かで君を一瞬たりとも飽きさせることがないということ。そしてそれは静かに君を励ましつづける。最後の最後まで励ましつづける。」
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これは、生物学博士の福岡伸一先生がお書きになった「ルリボシカミキリの青」の一説です。
福岡先生は、少年時代にルリボシカミキリに出会い、
その青の美しさに魅せられ、結果、博士になられました。

「動的平衡」という書籍も非常に面白かったですが、
「ルリボシカミキリの青」の一説には、
なんだかわからないけれど、ずっと励まされ続けている私です。
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「大切なのは、何か1つ好きなことがあること。そしてその好きなことがずっと好きであり続けられること。」

好きなことに夢中になることで
嫌なことや辛いことがあったとしても
気持ちを切り替えることが出来たり
楽しさを感じたりできる。

今、色々と行動することや、
好きなことを誰かと共有することも難しくなっていますが、
中山道の旅で出会ったルリボシカミキリから
〝そんな中でも、できることを。好きなことを楽しんで!〟と励まされた様でした。

しかし……フェルメールより美しい青と言われるのがわかるくらいの綺麗な色だったー。
碓氷峠のご褒美でした。

■お稽古

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 舞楽 稽古と お化粧勉強会

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稽古場にて、舞楽〝白拍子〟の舞の稽古と、お化粧勉強会でした。

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ここ3年、ファンデーションは全く使っておらず、
日焼け止めとお粉のみだったので、久しぶりの厚化粧が、とても懐かしかったです。

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半分。半分。マジンガーZの〝あしゅら男爵〟風。

白塗りに太眉、heart01ハート型のおちょぼ口。
舞楽のお化粧は、現代化粧とはまったく違います。

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ホラー。shock

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目元はわざと切れ長に。

バカ殿様のメイクは、とでも面白おかしく感じますが、

ある意味、バカ殿様のメイクは正しいのです。

海老蔵さんのBlogの様ですが、お友達だけにサービスショットです。
お化粧はやっぱり楽しいですね。

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[ポイント]
※バカ殿メイクは志村けんよりも昔から
※最初はぐー✊ジャンケンポン!は志村けんよりも歌川広重の浮世絵(小田原)が先。

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■走る旅:中山道〔47〕第32次 本山宿~第31次 洗馬宿~塩尻駅

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

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〝人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世をあちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して
〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。

今回は、ようやく帰ってきました!
厳冬期や緊急事態宣言などの社会情勢の理由で、8か月寝かした中山道を走る旅。
3泊4日で4つの峠を越え、約120㎞前進できまして、もうすぐ関東平野に抜けます。

しかし、今回の旅が終わった瞬間に大阪には緊急事態宣言が出まして、
またまた旅はSTOPします。
思うようにならない、そんな先を急がない旅に最初はイラついておりましたが、次第にドラマティックで良いかと思うように。


さて、2020年11月16日の奈良井宿のつづきから書きましょう。
40㎞のレポートは長くなりますので、何分割かしながら旅を振り返ります。

■ルート:
奈良井宿駅~贄川宿~本山宿~塩尻駅~塩尻宿~塩尻峠~富士見展望台~下諏訪駅(40km)

本山宿~第31次 洗馬宿~塩尻駅
 

本山宿からのつづきです。

本山宿を後にして、3.5㎞第ほど先にある第31次 洗馬宿へ。
そして、寄り道したかった塩尻駅へと目指します。

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陽も頭の真上に登ってくる時刻で、だいぶん気温も上がってまいりました。
あまりにも暑さに、
ボーっとしていて、道を1本間違えてしまい、
2㎞程度ロスしてしまいました。

急いで中山道に戻ったのですが、急いだあまり、牧野一里塚を見逃してしまうことに。
中山道を旅していると、ロストしてしまうことがよくあります。

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間違って山側へ…

本来であれば、直ぐに到着していたはずの洗馬宿ですが、
モタモタしてしてようやく到着です。


●洗馬宿

松本盆地の南端の標高750mにある宿場。
慶長19年(1614)の中山道ルート変更に伴い、塩尻宿、本山宿とともに新しく造られた宿場なのだそうです。

●高札場跡

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〝洗馬〟の名前の由来は、木曽義仲の軍勢と出会った今井兼平が、清水で馬を洗って疲れを癒した説話からとも言われますが、本当かどうかはわかりません。
江戸時代 洗馬宿では、熊の胆や熊の皮が売られていたので、熊さんがいらっしゃる地域なんですね。

●脇本陣跡

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●本陣跡

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 〔洗馬宿〕

 ●本陣:1
 ●脇本陣:1
 ●旅籠:29
 ●家数:163

●洗馬の肘掛け松

「洗馬の肘松、日出塩の青木 お江戸の屏風絵にござる…」と歌われた松。

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●日本最北端の銅鐸 →なぜに?こんなところに日本最北端が。

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●桔梗ヶ原

宿場を過ぎると桔梗ヶ原。

ブドウ栽培が盛んで、ブドウ畑がブアアァーと広がっており、
いたるところにワイナリーがありました。
ブドウ畑を見つめるまなざしは、こころは少女、みかけはオバハン。怪しさ満点です。

立ち寄りたいな…と思いながら。
下諏訪までの距離がまだまだ残っていることもあり、後ろ髪を引かれながら先を急ぎました。
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●あまりにも暑くて…

ザックに1本500mlの水が入っているけれど、いつ飲み干してしまうかわからないくらい暑かったので、もう1本飲み物を買っておくことに。

なんと!もう1本あたり!

ザックの中身がかなり重いのに、さらに重くなりました。
いつも当たるときって、余裕があるときなんですよね。

…という事は、宝くじを買う時は、財布に余裕があって、お金がそんなに要らないときに買うと良いのかな。

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●日本一入り口が小さいそば屋・桔梗

中山道を外れ、塩尻駅に立ち寄りました。

塩尻駅は、この旅で訪れたいと思っていた駅で、日本一狭い入り口で1人しか入店できない立ち食いそば屋さん〝桔梗〟があります。

本当に狭くて狭くて面白かったです。
お客さんが多い時は、並ぶのではなく、駅の待合室で食べれる様です。

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●平出一里塚

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高さ2m。


塩尻宿を目指しましょう。
そして、その先は塩尻峠ですよ。がんばりましょう!

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旅を終えて
このあたりの区間を通過している時間帯は、ちょうどお昼だったため、
長野と言えハンパないくらいの暑さでした。

奈良井宿から、下諏訪宿までは、かなりの距離があります。
迂回とロストを合わせて、約40㎞となりましたが、実際は(特に夏場は)2回くらいに分けたほうが楽しめるんだろうなぁ…と思います。

次回、訪れる機会があれば、ワインもいただきたいですし、ブドウの季節に合わせるのもいいですね。

美濃、木曽や信濃は秋がいいなぁ…heart01
 
 
【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html

2021年8月 3日 (火)

■[わたしが見つけた日本製]和傘

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●中山道:河渡宿・加納宿 和傘
●京都 日吉屋の和傘
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鵜飼客で賑わう長良川。
その船着場近くの湊町や加納宿あたりには、ご当地の伝統工芸である和傘のお店があるのです。

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子供の頃〝花童 絵日傘/数え唄〟という日本舞踊を舞った記憶があり、
そのころから扇子と和傘には憧れを持っておりまして…

去年の今頃、長良川を駆け抜けた時、和傘(日傘)をいただこうとお店を尋ねてみたものの、値段に腰が抜けそうになり、買わず終いで旅を前に進めてしまいました。
ファーストの和傘として迎え入れる価格は、即買いできないお値段でした。

でも、和傘は「開けば花、閉じれば竹」と言われるように、開いても閉じても美しく、
1本1本竹を丁寧に組み立て、1枚1枚和紙や糸をはる手仕事には、腰が抜けるお値段と言えど妥当なのだと思います。

1年たっても、いただきたいものはいただきたい。
しかし、ファーストにお迎えした日傘は、京都・日吉屋さんとSOU・SOUさんのコラボ傘をお迎えました。
こちらも、注文から手作りをされ、1ヶ月以上待ちました。

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手仕事で丁寧にこさえてありますから、きっと長く使えるでしょうが、
いつか長良川の傘が似合う女性になった時に、
セカンドとして長良川の和傘を迎え入れたいと思います。