「日日是好歩」大阪・ウォーキング教室　ウォーキングアドバイザー坂田純子の足繰り行く日々

　 落ち葉の上を歩く時ってどうしたらいいの？
「秋の紅葉を安全に楽しむ歩き方の秘訣」 　

⳹　今日の放送のポイント　⳼

ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子です。

12月1日の音声ブログです。
とうとう2025年のクライマックス12月の幕開けです。
今日は「手帳の日」。新し手帳は準備されましたか？
紅葉がまっさかり。でも、落ち葉を踏んで
ツルッと滑ってスッテンコロリン！ということもあります。
今日のテーマは落ち葉の上を歩く時ってどうしたらいいの？
「秋の紅葉を安全に楽しむ歩き方の秘訣」です。

いつもよりプラス1000歩（600～700m）
プラス10分のウォーキングを増やすお手伝いができたら…と続けています。
ぜひ聞きながら、あるいてくださいませ♡
ご質問もお待ちしております♡

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YouTubeラジオ（月）～（土）毎朝5時配信→　♡♡♡
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12月1日月曜日
とうとう2025年のクライマックス12月の幕開けです。
2026年も、もうそこまで来ていますね。

ちなみに今日は「手帳の日」なんだそうです。
12月は翌年の手帳の準備をする時期だからなんだそうです。
来年の手帳は手に入れましたか？

1月はじまりと4月はじまりの手帳がありますが、
ゲン子はやっぱり手帳と言えば新年を迎えた1月から
新しい手帳を使いたい派です。
あなたはいかがですか？

暦の上では冬だけど、秋の紅葉がまっさかり。
でも、落ち葉を踏んでツルッと滑って
スッテンコロリン！ということもあります。

今日の放送内容は、先週NHKジャーナルという放送番組から
取材を受けて回答した内容と、
番組では放送されてないカットの情報などを盛り込みまして、
落ち葉の上を歩く時ってどうしたらいいの？
「秋の紅葉を安全に楽しむ歩き方の秘訣」をお話させていただきます。

同時に、NHKジャーナルはアーカイブで今週1週間聞く事が出来ます。
プロがお纏めされた取材内容を、リスナーの皆様に
気象予報士の佐藤 可奈子さんがわかりやすくお話しされていますので
どうぞ、ご聴取いただけると嬉しいです。
放送は、ラジオの他、番組のホームページ、radikoからもお聞きいただけます。

紅葉も12月1週目がピークの見ごろなんでしょうかね。
では、ゲン子が声のブログを聴いて下さっているあなたに
秋の紅葉を安全に楽しめるためのウォーキングの秘訣をお話いたします。

内容は歩き方や気を付けるポイントとなります。

ふかふかの落ち葉の上を歩くのは音も楽しめますし
感触が優しくて、子供の頃に戻ったかのように心がワクワクしますよね。
しかし、枯葉が濡れていたり、枯葉の下に動きやすい石があったり
枝があったり、もしくは朝方だと凍結している場合もあります。
木の根っこもとても滑りやすいです。
実は、落葉樹のイチョウ・カエデ・クヌギ・ケヤキの葉っぱは
油分を含んでいて濡れると葉っぱの表面に油が浮きだすので
それがワックスのようになってツルンと滑ってしまう事があります。

せっかく秋の紅葉が楽しめる季節。
足元安全に楽しんでいただける様に歩き方３つのポイントをお話しします。

［歩き方3つのポイント］
①歩幅は小さく
②スピードはゆっくり
③フラット歩行…　です。

①歩幅を小さくする理由

歩くという動作は片足着地の連続です。
地面が落ち葉で隠れていて、不安定な場合大きな歩幅で歩くと
片足の着地時間が長くバランスがとりにくいのです。
小さな歩幅の方が片足着地の時間が短く転倒しにくくなります。

②スピードをゆっくりする理由
ゆっくり足裏を着地させると、足の下に落ち葉や枝など、
滑りやすい物があった場合、危険を回避しやすくなります。

③フラット歩行

普段の平地を歩くウォーキングとは少し異なる歩き方です。
落ち葉の上を歩く事をはじめ、山を下る時、凍結した道を歩く時
雪の上を歩く時にも利用できる歩き方です。

［やり方］

・膝を曲げて重心を低くします

※重心と言うのは物体の重さのつり合いがとれる部分で
人間の立った姿勢の場合はおおよそおへその約10㎝下の体の奥
（専門的には第2仙骨の前あたりです）
膝を曲げて重心を低くするのは、
重心が高いと前に身体を倒して移動した時に
重心の移動距離が大きくなりバランスを崩した時に回復しにくくなります。
しかし、膝を曲げて重心を低くすると
重心の移動距離が短くバランスが崩れにくく安定しやすいのです。

・足裏の使い方

足裏全体で地面をフワッと捉えその上にそっと体重を乗せて行く歩き方です。
着地面積が広くなり、滑りにくく転倒しにくくなります。

［３つの歩き方のポイント以外で気を付けること］

●お出かけ前に環境に合った靴選びをすること
写真映えを意識してヒールなんかでお出かけしたくなりますが
滑りにくいトレッキングシューズ、または靴底に溝がついていて
滑りにくいスポーツシューズやスニーカーを選択いただけると
すべってスッテンコロリンの転倒の予防に繋がります。

●シューズをきちんと履くこと

シューズをすっと履かずに、シューズの踵をかかとに合わせ、
紐を結び直してお出かけすることも、足がシューズの中で動かず
転倒予防につながります。

●よそ見して歩かないこと

また、綺麗だからきょろきょろよそ見して歩きたくなりますが
実はよそ見しながら歩くと、姿勢のバランスも崩れてしまうので
紅葉を楽しむ時は、足を止めてゆっくりご堪能され
歩く時はしっかり歩いていただく方が
安全で楽しくて効果的な秋のウォーキングになります。
もうすぐピークを迎える秋の風景を足元ご安全にお楽しみください。

実は、歳を重ねて体力がなくなってくると、
安全な平地を歩く時でも、小さな歩幅でゆっくり
フラット歩行になってきます。
フラット歩行ならいいですが、足を引きずりながら歩く場合もあります。
これはなぜか？というと、筋力や体力な無いので
自然に転倒しにくい歩き方をつくります。
しかし、エネルギーの消費は少ないし、筋肉もあまり使いません。
安全な平地は大きな歩幅で颯爽と、踵の中央からつま先にかけて
ゴロンと足の裏をローリングさせる歩き方で歩いて欲しいものです。
それが一生秋の紅葉を歩いて楽しめる体づくりに繋がります。
普段から、歩く力を養いましょう。

取材を受けたり、メディアに出演する時は、
質問に回答したり、番組の意図をくみ取った回答をするので
伝えたいことの100分の1も伝えられない時があります。

タレントさんがフルマラソンを完走するという特番に
コーチとして出演した時も、同業の方から
「なぜ、あの流れにしたんですか？」なんて
クレームをいただいたことがあったんですが

番組は1人でつくるモノでもありませんし、
専門的なことや細かな理論部分を語ったとしても
一般の聴衆の方々がそれを理解できるかということは別になります。
なので、ついつい専門的になりやすいゲン子にとって
いかにわかりやすく簡単に伝えるには？と本当に勉強になってます。

番組って、正しい情報を、みんなに伝わるように、喜ばれるように
沢山の方が関わって制作しているんですよね。
今回もNHKジャーナルの皆様や、ご推薦頂いた日本ウオーキング協会様に
心より感謝いたします。
ぜひ、NHKジャーナルのアーカイブもご視聴ください。

月の始まり12月1日。
週の始まり月曜日。
今週も佳き1週間をお過ごしください。

今日もHappyな一歩を♡

■第500回～現在進行形のYoutubeMusicアーカイブ
※アプリをダウンロードいただけますと画面OFFで音声が聴けます。
ウォーキングや家事のおともに。

アーカイブ→　https://youtube.com/playlist?list=PLzTMndOargHe1BQTRsabjch_AqeNL6De_&si=6xcRpT-XrKcHSa3y

 

ウォーキングと聞くと「ただ歩くだけでしょ!」と思われるかもしれません。

私たちの生活の中には歩くという動作が多いにもかかわらず、
生まれてから今まで歩くことを誰からも教わらずに生きてきました。

しかし、日常で、多い動作である立つ・歩くはとても大切な動作で
ただの動きではありません。どんな動きの基本にもなっています。

オシャレな服を着ても、
勝負服を着ても、
立つ・歩くの所作が無造作であれば
それを活かすことはできないと思っています。

ほんとうのオシャレとは、
立つ・歩くの所作を知ること・整えること・実践すること。
そして、勝負服よりも信じられる「健康体力づくり」をすること。

今のご自身を客観的に見てみませんか？

あなたに合った歩き方を知り、日常生活で実践することで、
今よりもHappyに、ふわりと軽やかで
健康なカラダを手に入れましょう。

ウォーキングは忙しい人こそ、最も身近な健康体力づくり。

一生ものの「効果的で・美しく・カッコいい歩き方」を身につけましょう。

心も体も忙しい女性のウォーキングを後押し。
「あなたに合った歩き方」で今よりもHappyな世界へまいりましょう♡

（エストロゲン子 中の人：junko sakata）profile.pdfをダウンロード

（junko sakata)

専門は、ウォーキングやランニング・エアロビックダンス・健康体操・生活習慣病予防・呼吸器循環器系に有用性のある有酸素運動指導など。民間フィットネスクラブや運動指導者団体の教育コンサルタントを経験し、「一生自分の足で歩くこと」を目標に、ウォーキングレッスンや地域ウォーキング指導員育成・企業健康セミナー、ウォーキングルートの開拓ほか、メディアやWEBのエクササイズ監修を行う。
SNS上でエストロゲン子としてウォーキング情報を発信中。