■[声のブログ・第1007][Column]老化は脚から!~生涯行きたい場所へ行くために~

健康ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子です。
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2026年8月22日土曜日の音声ブログです。
今日はチンチン電車の日。
1903年(明治36年)のこの日、東京で初めて路面電車であるチンチン電車が走った日なのだそうです。
そんなことで、今日は移動について考えてみたいと思います。
テーマは、「老化は脚から!~生涯行きたい場所へ行くために~」です。
⑴移動の問題
⑵ベットレストで一番困ったこと
⑶老化は脚から!~生涯行きたい場所へ行くために~
最後に:健康貯金
今日はこの3つの話をお届けいたします。
⑴移動の問題
最近読んだ書籍、伊藤将人さんの「移動と階級」の中に、電車にまつわる問いが書かれていました。
(以下「はじめに」から抜粋)
「JR東日本によれば現在、地方路線を中心に赤字は36路線の72区間で約750億円に及び、維持か撤退かの岐路を迎えている路線が多くある。日本の鉄道に限れば、〝どこにでも行ける時代〟は終わりを迎えつつあるのだろうか――。」
…という問いです。
ここからは、私個人の感想になりますが、地方に住んでいると、移動手段は公共交通機関を使うよりも自家用車になります。
一家に一台というより、一人一台自家用車を持つのが地方です。
公共交通機関の手段が少ない地方にとって車での移動は自分の脚の代わりを果たします。
買い物へ行くのも車、どこへ行くのも車なので、高齢になってもなかなか免許は返納できないという問題もありますよね。
また、これまで鉄道に移動を頼ってきた人にとって、鉄道が無くなれば、移動手段を変えないといけません。タクシーで毎日移動できるなら良いですが、自分の脚が頼りになってきます。
しかし、これまで実際に動いてくれているのは車や鉄道なので、突然移動手段が無くなった時、自分の脚の力が「あるか・ないか」で移動が「できるか・できないか」分かれてきます。
この様な側面からも「誰もがどこへでも行ける」というのは、約束されたものではないということがわかってきます。
⑵ベットレストで一番困ったこと
巨大子宮筋腫5㎏を取り出す手術で、約35㎝ほどお腹を切ったので、しばらくベットレストになった期間があります。
ベットレストとは寝たきりのことです。
この時、一番困ったのはトイレに行けないこと。そして姿勢が悪くなる。この2点でした。
トイレに行けないという事は、脚の筋力が落ちるということ。
姿勢が悪くなるという事は、(開腹手術で腹筋を切っていることもあり)重力に逆らって立つという抗重力筋の筋力が落ちるという事です。
ちなみに、ベットレスト試験というものがあって、わざとベッドで寝たきりになり、食事もトイレもベッドの上で行い、からだにどのような影響があるかを調べる試験です。
ベッドレストになると筋肉を使わないので筋肉が萎縮してしまいます。そして筋力が落ちていきます。
ベッドレスト試験は平均20~37歳の健康な成人318人を対象とし、結果は最短で5日間で筋委縮よりも、筋力低下が見られたそうです。長期になると萎縮も筋力低下も進むという様ですよね。特に膝を伸ばす筋肉(ももの前)の萎縮が明らかになったそうです。
ゲン子はベットレストのことを知っておりましたので、極力動きたい!立ちたい!という願望が強く、術後3日目で立っていたら、看護師さんにビックリされていました。
ベッドレストで困ったのは、行きたいところ(トイレ)に行けない。立てない。
よって筋力が落ちるという事です。
⑶老化は脚から!~生涯行きたい場所へ行くために~
ベッドレストで一番大きな影響を受けるのは抗重力筋です。
なかでもふくらはぎ(抗重力筋の一部です)の筋肉が一番影響を受けます。
立姿勢の時、歩く時、ジャンプをした時、背伸びをした時、日常動作で多く使う部分です。
その他は腿の前の筋肉です。膝を曲げ伸ばしして、膝を安定させる筋肉です。前進する時は膝を伸ばして1歩踏み出す筋肉です。
身体を動かさなくなった時、自分の脚以外での移動が当たり前になった時、一番衰えるのが脚です。
私たちの身体を車に例えるならば、タイヤの部分です。
それは、もう移動できませんよね。全身の中でも大きな筋肉を占めるのが脚です。
生涯行きたい場所に行くために「立つ・歩く」
自分の脚を使いましょう。
…
ゲン子は田舎出身なので、通勤も、お買い物も、どこへ行くのも車でした。
また過疎が進んでいるので、近くにあった大型スーパーや個人商店もドンドンつぶれ、車無くしては生活できない状態でした。
若い時はあまり何も気にしていなかったのですが、あのまま年を重ねて行っていたら、どうなっていったのだろうか…と考えてしまう事もあります。
ですから、同級生たちの脚が心配なんですね。
田舎に住む同世代の方は特に、ウォーキングをするとか、スポーツクラブへ通うとか、車や電車以外でご自身の脚を使う時間を設けていただきたいです。
健康貯金
今日のお話は…熱くなってしまいました。
トイレもベッドの上で…というのは、嫌なものですよ。
きっとベッドレストの方はそう思われていると思います。
平均寿命とは0歳から命が終わるまでの平均年齢。
健康寿命とは、日常生活が制限されず自立して生活できる年齢のこと。
2022年の平均寿命は、男性で81.05歳、女性で87.09歳となっていて、
健康寿命は、男性で72.57歳、女性で75.45歳となっています。
男性は約8~9年間、女性は約12年間、介護されたり、生活に制限がある期間があるという事がわかります。
ということは、健康寿命を延ばすような「健康貯金」を今から積み重ねる必要があります。
週末、ぜひご自身の脚で移動してみてくださいね。
週末もHappyな一歩を♡

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(junko sakata)
SNS上でエストロゲン子としてウォーキング情報を発信中。
※名前の由来はエストロゲン子は、更年期のエストロゲンの分泌や刺激の影響を受けてできた巨大子宮筋腫から来ています。
今は元気に毎日を過ごしていますが、大変な時期もありました。
更年期の女性が健康でHappyで過ごせるようにと SNSやブログを通じ、健康の事や人生や日常の歩き方をつぶやいています。
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